almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ゾンビが来る!

  • コーヒー淹れて昨日のシュークリームを食べつつぼんやりテレビ見てたら、突然何の前触れもなくジャポニカソングサンバンチの曲が流れてびっくりしました。その後も何度かジングル的に使われたので、同じ流れにさしかかるたび「来るか?」「もっと!」ていうドキドキ感が半端なかったです。嬉しいな、こういうの。
  • お昼すぎ、買い出しへ。先週見つけて保留しといた一番搾り日本代表12缶セットを今日こそ購入いたしました。魔法のジョッキ、お店ではたまに見かけるようになったけど家で試すのは初めてです。どんなもんだろね?楽しみ。
  • 18時、久々のNeoBrotherz。トップバッターは冒頭レゲエっぽい曲が続いた、のにやたらリズムが前ノリな感じだったな。ああいうのってもっとこう、弛緩してるというかとろーんとしてるというか、そういうもんだと思ってた。ふしぎ。
  • 2番手、HINTO。さいきんもりもり聴いてる新譜がすごく良いので期待してました。期待通り、いやそれ以上でした。本当に良かった。すごく良かった。
  • まずは足元。セッティング中からずっと、ステージ向かって右側のギターさんの足元が気になって仕方ありませんでした。所狭しとみっしり並んだ凄まじい量のエフェクター、これ、一体どうやって踏み分けるんだろね…?
  • さらに、演奏が始まってすぐにまた驚かされたのはアルバム音源の再現率の高さでした。新譜の音、それも特にギターにはおそらくミックス段階辺りでかなり手が加えられているはず。となれば、ライブ演奏はもはや別アレンジに近いのでは?と思ってたけどかなり忠実。しかも熱い。その上、演奏中にただの一度もギターを替えないんです。あれほど多様な音色を全部、たった1本のギターとまるで要塞のようなエフェクター群で作り出してる。長い髪を振り乱しつつ巧みに音を操る姿は、古武術の達人あるいは熟練の技を持つ職人のようでした。格好いい…!
  • 中盤のハイライトは、ボーカルさんがそれまでずっとかけてたサングラスを外して歌い始めた「エネミー」。新譜の中でもひときわナーバス、かつ強い決意に満ちた詞をまるでこの日最後の曲みたいな熱量で歌う姿にしびれました。わわわ、すんごい、格好いい…!(本日2回目)
  • それと、個人的に嬉しかったのは後半の「メガネがない」から「はんぶんゾンビ」への流れ。ギターボーカルが途中からギターを置いて歌に専念するこの瞬間のドキドキ感というやつはもう、たまりませんね本当に。何て言ったらいいんでしょうか、「それまで完全武装していたはずの敵が急に丸腰で和解交渉を持ちかけてきた」というか「近所の猫がおやつ欲しさに腹を見せつつゴロゴロ言い出した」みたいなサプライズ感があります。特に「はんぶんゾンビ」は彼らの中でも飛び道具的ポジションの意欲作であるらしく、演奏後に「まさかこの曲について来るとは、やるな仙台」みたいなことを仰ってたのが印象的でした。前回来仙時(DOESとの対バンだったとか)よりも全体的に反応がよかったみたいで、10月もしくは11月にもう一度いらしていただけるとの吉報にわたくし飛び上がって喜ぶの巻。わあい!
  • いくつかの曲のイントロでボーカルさんとベースさん、ベースさんとギターさんがそれぞれぎゅっと見つめ合うようにして音を合わせ始めたところも良かったな。悪い意味じゃなく客を置いてきぼりにするというか、各々の音を絡め合わせることに力を注ぐというか。単純に仲がいいのとはまた少し違う、ひとつの音を作り出す共同体としての繋がりの強さみたいなものを勝手に感じました。いいなあ。これ、すごくいいなあ!
  • たっぷり60分の演奏を堪能した後の転換中、ベースさんが無造作に剥がしたセットリストをすかさずおねだり。リズム隊のお二人、緩急自在かつタイトなプレイがとても気持ちよかったです。なんぼでも踊れる、というよりいっそワンマンで思う存分聴きたい。行っちゃう?9月!

    • 01.かなしみアップデイト
    • 02.にげる
    • 03.マジックタイム
    • 04.トキメキドライ
    • 05.テーブル
    • 06.エネミー
    • 07.シーズナル
    • 08.メガネがない
    • 09.はんぶんゾンビ
    • 10.アットホームダンサー
    • 11.ぬきうちはなび
  • トリ、ワンダフルボーイズ。奇妙さんルートよりもずっと前、エレキベース繋がりでしゃかりきコロンブス。時代からお名前だけは存じていたのにライブはこれが初見でした。ただただ、ただただ楽しかった。
  • メンバー8人全員ボーダー着用(ただし揃えてはいない)、テンポのいいMC(というか漫談)、ボーカルというより賑やかしのようなフロントマン、そのボーカルよりもよほどメロディアスかつイケメン的ポジションを欲しいままにするサックス/フルート、昔の恋バナを暴露されようがソロでアドリブを要求されようがずーっとニコニコしてるギターとドラムと鍵盤とベース。繰り返しますが楽しかったです。いい夜でした。おやすみなさい。