almost everyday.

its a matter of taste, yeah

これはある意味屈辱的かもしれない

まったく気が付きませんでした。まさか、エレベーターに酔うほど体調がわるいだなんて。12階まで上がるつもりが8階あたりでふらふらになり、たまらず途中で降りた後はすぐさまトイレへかけ込んで、胃の内容物をきれいさっぱり処理する羽目になりました。もしかしたらつわりってこんな感じなのかしら、などと縁起でもないことを考えたりもしましたが、そんなことより今はとにかく仕事をせねばならんのですよ。ああ、庶民ってたいへん。

眉間に深い皺を刻んだまま、ふらつく足取りでようやく会場にたどりつくと、今度はそこが4月とは思えぬ異様な暑さで。仮にどれだけ暑くとも、あいえすおー・なんたらかんたら(未だに覚えられません、正式名称が)とかいう決まりを律儀に守っているらしいこの組織が、今の時期に空調を入れてくれるだなんて素敵なことは、お日様が西から昇るのと同じくらいありえない話なわけで。したがってわたくし、汗をだらだら流しつつ顔は真っ青というおそろしい形相にて5時間あまりも座りっぱなし。途中休憩はあったものの、この椅子が悪いんだかわたしの尻が悪いんだか定かではありませんが腰まできりきり痛くなるし、壇上に上がったおっさんのうち一人は訛ってるのかどもってるのかはたまた緊張しておられるのか「新採用職員」が「新採用食品」としか聞こえないし。拝聴しているこちらとしてはもはや「震災用食品?」って気になるというものですよこんちくしょう。あああ、しんどい。

ついでに言うと冒頭のエレベーター、いい若いもんがたかだか3階から5階へ上がるだけでわざわざ乗り込んでくるという現状を目の当たりにし、なんつうかもう怒りを通り越して呆れ果てた白々しい気分になりました。少しは歩こうという意識を持ってくれないか、ファットボーイ。ていうかお願い、このちっこいエレベーターを各階で止めないでえぇっ。後生ですから。などというささやかな祈りが彼らの胸に届くはずもなく、仕方がないので帰りは階段。12階ぶん・・・。くるくる小回り利かせすぎてまた違った眩暈にみまわれ、駐車場にて小1時間ほど気を失ったのちようやく帰路につきました。はやく健康体に戻りたいです。おやすみなさい。