almost everyday.

its a matter of taste, yeah

リリースラッシュふたたび

今年は5〜6月にかけて待ち焦がれていた新譜がどばどば出たので、それだけですでにけっこう満足してしまっているのですが。どうやらこの秋も、欲しい音源てんこもりになりそうな予感がしてきました。ベックズボンズ奥田さん岡村さんシカゴベース、それにワイキキマーチのメンツが凄くてもう。今からよだれが出そうです。ここにhome sizedが入ってくれたら言うことなかったんだけどなぁ・・・。それでもじゅうぶん豪華なんですが。エレキベース×小宮山雄飛だなんて、字面だけで軽く興奮してしまいますよ。ああ、たのしみ。

昨夜から今日にかけて、ちょうどいい具合に涼しいので読みものがはかどっております。夏になると思い出したようにクラシカルな本を読みたくなるのは何故でしょう。義務教育が終わるまでの9年間、毎年欠かさず感想文を書かされ続けた名残?ていうか呪い?というわけで、ここ何年かは太宰三島川端坂口あたりのぐるぐるリレーによりYonda?君グッズを手に入れてます。ちなみに今年の2冊は「斜陽」とアンデルセンの「絵のない絵本」。最近の文庫本はどこも活字が大きくて、読みやすいのはいいんだけれどそのぶんどうも威厳に欠けますね。赤蟻みたいに小さい字の、ルビなんかどこにもないようなやつをこう、眉間に皺よせて気難しそうな顔で読みたいんですけども。三島なんかは特に。・・・だなんて、四十路の坂を目前にある日突然老眼となってしまったらしいQさん(さすがに申し訳ないので名前は伏せておきます。怒っちゃいや)に知れたら一も二もなくぶん殴られてしまいそうな言い分です。かく言うわたしの家系も老眼は早い方なので、こちらにとってもそれはかなり大きな脅威。ママンなんて35くらいから既にその兆候が出ていたと言うし、35ったらもう、わたしに残された猶予はとっくに10年を切ってるってことですもの。あー怖い。そんなことに思いを馳せるとどうしても「なら今のうちに難解な本を読んでおかにゃあ」という気分になってしまいます。貧乏性ね我ながら。

昨日あたりから徐々に、せーり前のふきげんが顔を出しつつある模様。がしかし、友人に「あなたの夢をみた」と告げられただけで一気にうれしくなったりするところをみると、まだまだヘルシーな精神状態みたいです。そういえばわたしも今朝、実在のひとが登場する夢をみたんだよなぁ。おまけに自分、夢の中ではそのひととあっさり恋におちてしまっていたんだっけなぁ。誰が言ったかわかりませんが、「恋は錯覚」という言い分が今はとてもよく分かる気がします。わけも分からず惹かれてしまう、そういうところがひとつなければ、いいやいっそそれが全てでないことには、恋なんてものはハナから成立しないはずですもの。刺激と引き替えに安らぎを手に入れた、だなんて言わないで。できることなら、たったひとりにずっと恋をしたままでいたいのです。それが無理だとわかっているからなおさらに。難しいなぁ。おやすみなさい。