almost everyday.

its a matter of taste, yeah

アイ・ジャスト・ワナ・スモーキン

職場にて、タバコに関するアンケートが行われました。現在うちは分煙方式をとっているのですが、そこそこ広い敷地内にたったひとつしかない喫煙室は常時おそろしいヤニ臭さに満たされており、その臭気たるや付近の廊下までも浸食する勢いであるからして、当然ながらノンスモーキング職員からたいそう不評をかっておりまして。ならばいっそ全面禁煙にしてしまえ、という案が出されたことを受けての軽い意識調査的アンケートだったらしいのです。当初は。

しかし、数日たって配付された結果報告をみるとかなり白熱した論争が繰り広げられていて、思わず笑ってしまいました。嫌煙家も愛煙家も、とにかく必死です。前者は健康維持の観点から、後者は個人的嗜好を守るため、それぞれの権利をひたすらアピールしてます。でもねえ。嫌いじゃないけど喫煙習慣もない分煙派の自分としては、君ら少しは歩み寄れば?と思うのです。極端な話、少しくらいは汚い空気も必要でしょうよ。免疫力落ちるだろうし。無菌室で生きていけるわけじゃないんだし。それにヘビースモーカーも少々大人げないぞ。半日くらい吸わなくたって別に死にやしないだろうよ。や、それができないから苦しいんでしょうけども。

そしてつくづく思うのです。こういうとこが苦手だわー、タバコまわりの論争って。当事者が皆ことごとくエゴ丸出しなんですもの。それだけ互いに受け容れ難いってことなんでしょうけど、それにしたってなぁ。もうちょい何とかなるよなぁ。大人なんだから。断定口調で人体への悪影響ぶりをまくしたてる嫌煙家も、人混みの中をふんぞり返って歩きタバコする愛煙家も、同じくらいだいきらいです。どちらかがもう片方を淘汰するとか撲滅するとかそういうんじゃなくて、互いに迷惑しないように住み分ける術をまず考えなくちゃいけないのになぁ。などと対岸の火事を眺める気分でほわほわ考えてみた次第です。

ちなみに。そんな自分は一応「全面禁煙:反対」に○をつけておきました。理由欄への記入はこうです。「わたしは受付担当なので、喫煙室がなくなると愛煙家に来客があった時ものすごく困ります(※席にいない場合の居場所が特定できなくなるから)。なくさないでください」。・・・いちばんせっぱ詰まってるのは自分じゃないのか?という疑念がふと脳裏をよぎりましたが、そこには気付かないふりで。最終的にはどうなるか。うーむ。

このところ、部屋に荷物を届けにくるヤマトのお兄さんが毎回ほとんど必ず同じひとなので、何となく顔見知りになってしまいつつあります。それだけなら別にいいんですが、今日なんて帰宅したら不在票が入ってて、その後またすぐ出かける用事があったので「帰ってきたら再配達の電話をしよう」と思っていたらば部屋に鍵をかけた途端クロネコトラックがやってきまして。「そろそろ電話がくる頃かなー、と思って試しに寄ったらナイスタイミングでしたよー」等とにこやかに話しかけられた日にはあなた、これってちょっとしたリアルホラーですよ。ところでヤマトのドライバーさんには、人なつこくて笑顔がさわやかな感じの人が多いですね。佐川は体育会系、ペリカンはわりと無表情。こういうのって何かあるんでしょうか、マニュアルとか。読み比べたら面白そうだな。それではおやすみなさい。