almost everyday.

its a matter of taste, yeah

茨の道をゆく覚悟

10時すぎに起床。モスバーガーで遅い朝食をとってから(パオチキンはマヨっぽいソースを入れずにたれの味だけで勝負したほうが美味しくなると思います)市内の渓谷まで向かいました。細い山道を少しだけ分け入って、水の流れる音と新緑のきみどりいろと冷たく澄んだ空気に五感をたっぷり浸してゆるゆる過ごすこと小一時間。相方はさらに奥の滝まで足をのばしたようですが、わたしはここにいるだけでじゅうぶん満足できました。ぼんやり川面を眺めていたらまだ鮮やかな色のもみじが一枚くるくる回りながら落ちてきて、それがするりと流れに乗って消えていくだなんてまるで日曜午後の旅情番組ばりにベタな「いい風景」までこの目でしかと見届けてしまったくらいですよ。たぶん今、わたしの脳からはα波が大放出されてると思います。いいもん見たなー。

あんまり気持ちがよかったのでつい、車の中で2時間あまりも眠ってしまいました。うつらうつらしている間にラジオから流れてきたJガイルズバンドの「センターフォールド」はすばらしく耳に心地よかったです。この曲をはじめて聴いたのは11年前の7月で、それなぜこうもはっきり覚えているかというと、この曲こそが小沢×スチャダラのオールナイト第1回のいちばん最初にかかった曲だからというナイスな理由があるからですよ。というわけでこの曲と94年の夏の記憶は自分の中でほぼ完璧に並立しているのであります。ここ何年かはどうも、夏がくるたびその年のことを思い出してしまいがちです。理由はよくわかりませんが、自分でも。

グッバイ、レーニン!」はとてもいいお話でした。が、いかんせん時代背景がわからなすぎてディティールがよくつかめずじまい。もうちょっとお勉強してから再度鑑賞したいと思います。そういえばすっかり忘れてましたが「リヴ・フォーエバー」がレンタル開始されてからもうずいぶん経つのですね(本日予告編を見てひさしぶりに思い出しました)。近所の店で見かけない、ってことは本腰入れて探さにゃならん事態なのでしょうか。「パーク・ライフ」と「スーパーソニック」と「ボーン・スリッピー」と「ラスト・フォー・ライフ」を続けて聴いたら嫌でも血が騒いでしまう成長期を過ごしたツケが今頃まわってきたようです。いやん。それではおやすみなさい。