almost everyday.

its a matter of taste, yeah

おめでとう   

目を覚ましてまもなく、それこそようやくふとんから抜け出したところへ姉より電話が入りました。夜中の2時すぎにぶじ女の子を産み終えたとのことです。ああ、よかった。分娩室に入ったのは日付が変わった後だというのに、夏休み中の甥(8歳)はもぞもぞ起き出してその瞬間をきっちり見据えていたのだとか。すごいなぁ、男前だなぁおまえ・・・。今度会ったら褒めてあげなくちゃ。そんなこんなで週末は、ベイビー及びそのファミリーに会いに帰ります。待ち遠しい。

それで終業後、かねてより姉からオーダーを受けていた出産祝いを買いに。ニンナナンナのだっこひも、とお願いされてはいたものの色は何でもいいと言われたので、現物を前にしばし悩みました。ネットで見るかぎりサンプル表示されてるオレンジがいちばんかわいい気がしていたのだけれど、実際に見てみると意外に色がうすく汚れが目立ちそうなのです。逡巡したあげく、結局使い勝手のよさそうなブラック×グレーに決定。勇気と冒険心を持たないわたしを許せ、姉よ・・・。紺色もいいかなぁと思ったんですが、どことなく明和電機ちっくな色づかいが気になってしまいました。ああチキン野郎。

西松屋からの帰り道、APARTMENTさんのディスクレビューがZipper(!)に載っているらしいというのを思い出して書店へ寄り道。フジロッカーなライターさんとおしゃれギャルふたりの合わせて3人がかりでいろんなジャンルのCDを聴いて採点する、という趣旨のページでした。音楽を聴くのは好きなれど、それを批評する術を持たない(=圧倒的に知識が足りない、そして知識を積み重ねることそれ自体にあまり興味が向いていかない)自分の目にはだいぶ近しいものとして映りましたよ。よくよく見れば累計得点ナンバーワンだし。しかし、あらためてよく考えてみればそれはごく当たり前のことなのかもしれません。たとえば「60年代的な音」と「70年代的な音」の違いについて明確なイメージがいまだにすっと浮かんでこない、そういう自分のような者にさえ、まっすぐ届いて離してくれない音をつくってしまうひとなのですもの彼は。そういう能書きをすっ飛ばして有無を言わさず胸ぐら掴んでくれる、そして予備知識を多く持たない聴き手をもひきつけてしまう、というのは実はとんでもなくすごいことなのだと思います。いろんなひとに届いてほしいです。ほんとに。

今朝の脳内ミュージックでは、そのAPARTMENTさんの後に続けてGuided by Voicesがかかりました。アルバムは1枚しか持っておらず(それも中古)、しかもそれは楽曲の体を成す前のメロディの断片みたいなものが矢継ぎ早に28曲も収められているしろもので(にもかかわらずトータルランニングタイムは40分ちょい)、あげくきらきらしたギターの後ろで何故かベース音よろしくいびきの音が高らかに響いていたりもする壊れた音源なのですが、その中の"game of pricks"という曲が買った当初からそれはそれは大好きでした。ので、何年ぶりかでこの音源をひっぱり出して聴きなおしているところです。これが終わったら眠ろうかしら。おやすみなさい。