almost everyday.

its a matter of taste, yeah

道路が沈む

めずらしく相方が昨日のうちに帰ってきてくれたので、ゆったりとした朝を迎えることができました。長いこと部屋の中にひとりでいると、次第に空気がひんやりと柔らかく固まっていくような(それはまるで寒天やゼリーのように)気分にやられてしまうことが時々あるのですが、このひとが傍にいてくれるかぎりその心配は要りません。このひとの周りの空気はおおむねいつも(体調がわるい場合を除いて)暖かいです。その単純な事実に救われることが、今でもたまにあります。情けないとは自分でも思うのだけれど。

お昼まえ、相方の親戚んちへ。おじいちゃんが亡くなって1年たつのとお彼岸なのとでお墓参りに行ってきました。ここへ来るのは昨年のお盆以来で、これが三度めです。自分がちゃんとお墓までの道のりを憶えていたということに驚きました。すごいぜ自分。普段は方向音痴なのに。ここんちの伯母さんは遠慮なくストレートにものを言うひとで、どちらかと言えばおっとりしたタイプの多い相方んち周りではやや怖れられているふしがあるのですが、わたしはわりと好きです。計算抜きでまっすぐに話すひとは、きっと根っこの部分が素直なのだと思います。それはある意味とても正しいことなのだとも思います。素敵だ。

親戚んちを出た後は特に予定もなく、何となく遠野方面へ。チーズケーキの生地を練りこんだ限定食パンのお店があったのを思い出し、記憶だけを頼りに出かけたのですが、何とかうまいことたどり着けてしかもお目当てのパンは残り1/2斤だったので喜びいさんですぐ購入しました。他にはガーリックフランスパンとエビグラタン入りのデニッシュをセレクト、しめて500円ちょっと。良心的なお値段がうれしいです。それから、たまたま看板を見つけて行ってみたくなった造り豆腐屋さんへ。おからドーナツとざる豆腐をそれぞれふたつずつ買いました。これは相方んちへのお土産用に。

夕方、久々に相方んちでお夕飯をいただいてきました。お彼岸用のぼた餅とたくさんのお刺身、それにメヒカリの天ぷら。どれも美味しくてもくもくと制覇、おまけにビールまで飲んじゃいました。アウェー(自分の親じゃないほうの家)では進んで酒をのむべし、というのがいつからか我々の間でのルールとなりつつあります。転勤の話をひととおり済ませて、いちごやらデコポンやらたくさんのおみやげをいただいて帰宅。いつもいつもありがとうございます。・・・・・・もしかしたら栄養が足りてないように思われてたりするのだろうか。うーん。確かに草食動物みたいな食生活ではあるけれども。だとしたら申し訳ないです、相方んちのご両親に。ごめんなさい。

部屋へ戻る途中、姉より電話。甥への誕生日プレゼントと姉へのガンダム切手が相次いで届いたそうで、向こうもまさかいきなり届くとは思っていなかったらしく、ひどく取り乱したような興奮した口調でしばらく喋りどおしでした。「いったいどんな魔法を使ったの?」ってそれは教えられないなぁ。うふふふふ。してやったりです。わたしも嬉しい。おやすみなさい。