almost everyday.

its a matter of taste, yeah

夢をみる夢

明け方の浅い眠りの中で、ボラボラの海で泳いでるところを思い出す夢をみました。いい夢でした。あれは、これまでの人生における数少ない「夢が叶った」と思える瞬間だったことだなあ。とあらためて感じ入ってみたりしました。よくよく思い起こしてみると、そんなふうに何かをやりきったと言える経験というのが自分の場合とても少なくて、他に思い当たるものと言えば「自転車に乗れるようになったとき」「泳げるようになったとき」「初めて恋人ができたとき」「就職が決まったとき」「シャーラタンズのライブを見たとき」くらいしか思い出せません。よろこびの沸点が低く、些細なことですぐ興奮するわりには感動があまり持続しない性質なのかもしれないです。感情が豊かでないというか。淡白というべきか。

そんなわけで、週末の夜の暇にまかせて「死ぬまでに一度やってみたいけど、きっと実現できずに終わるであろうこと」をいくつか思い浮かべてみました。

・宇宙服を試着(宇宙には行かない)
・「勝訴」の紙を手に全力疾走(できれば訴訟は起こしたくない)
・成田の滑走路でマイルリレーカーニバル(上空より観戦)
・貯金をすべて千円札で引き出してバスタブに敷き詰めてどのくらいの量になるか確かめる(できれば旧札で)
・貯金をすべて五百円玉で引き出して新品のダイソンの掃除機で吸い込んでみる(何台いっぱいになるかチェック)
・山形の大鍋芋煮みたいなノリでこづゆを作る(そして無料でふるまう)
死海で泳ぐ(もしくは眠る)
一切経山のてっぺんから五色沼のほとりまで駆け下りる(やればできるかも)
・伊達ロックフェスティバルin伊達市(メイン会場:霊山こどもの村)

だからどうした、という話ですが10個めがなかなか思い浮かびません。実現可能な現実世界の話としてはとりあえず、あんまり硫黄のきつくない温泉で心ゆくまで温まったのちにジョッキでビールを干したいです。ひと息に。ぐぐいっと。おやすみなさい。