almost everyday.

its a matter of taste, yeah

2008年第1回・きょう届いたCD

Sparkle Bicycle01.SPARKLE BICYCLE / Apartment
かれこれずっと長いこと、そろそろたぶん5年くらい(!)好きで聴き続けているApartmentさん待望の新譜。過去にコンピレーションやビニ音でリリースされた音源のコンパイル盤ということで、これまで何度もくりかえし聴いてきた曲がほとんどなのですが、それでもやっぱりこうしてあらためて新しいひとつのソロ名義作品として世に出てくれたことがとてもうれしいです。たったひとつ残念なのは、極初期の"SOTO"が収録されなかったこと。いつか再録されますように・・・。それにつけても"Popment"は名曲ですね。だいすき。
ゴリアテの混乱
02.ゴリアテの混乱 / The Mars Volta
プレイボタンを押した最初の瞬間からして既に、いきなりメーター振りきれてます。すごい!ヘッドホンはめてボリューム上げて、腰をひくく落として足を踏み鳴らして思うさま踊りたい音。明日は朝からこれ聴いて出勤しようと思います。事故らないよう気をつけなければ。
(後日追記分)
ここから数日後、初めてまともに歌詞カードを開いてみたのですが(音がある程度耳になじんでくるまで、それ以外の情報は極力シャットアウトしておきたいお年頃)、帯の「美しくも残酷なカオス」ていうコピーにはなんとなく首をひねってしまいました。幾多のトラブルやそれに付随する不穏な災厄を乗り越えて完成したアルバム、ということでそうした経緯にある意味ヒロイックなドラマ性を見出しての表現なのかもしれませんが、それはちょっと違う。と思います。何故って?トラブル続きはそりゃあ確かに大変だったろうけれど、この音を聴く限り悲壮感みたいなものはあんまり感じられないんですもの。このひとたちの場合、そういう理屈よりも何よりもまず先に、音を鳴らすことの気持ちよさを求める気持ちが勝ってるんじゃないかという気がします。例えて言うなら「山に登る理由?そこに山があるからさ」と軽く言い切る山男みたいな迷いのなさを感じるわけです。「この世界そのものが、俺にはでっかい一つの曲みたいに聞こえてくるんだ」といった発言の土台もそこらへんにあるんだろうな、とわたしは踏んでいるのですけれども。どうだろ?
そんなわけで、話を無理やり戻してみます。カオスはカオスでも、これは快楽と知性とのせめぎあいからもたらされるカオスではないかしら。どれをとってもEメロくらいまでありそうな難解な曲構成、にもかかわらずメロディが立っててしかも全編歌ものである。というあたりがもっとも凄いと思います。わたしは。これからさらに聴き込みそうな予感がひしひしと。(この項追記おわり)
Do You Like Rock Music (Reis)
03.Do You Like Rock Music? / British Sea Power
こちらはのちほどゆっくり聴こうと思います。後日追記予定。