almost everyday.

its a matter of taste, yeah

もう夏は終わりました

めざましテレビで偶然運よくカナリア見られて「こいつは朝から縁起がいいや」と上機嫌で出勤したというのに、よりによって同じ日にBAge降格だなんて!残念です。準決勝はどのネタで挑むんだろう。鰐淵だったら永久保存だ。自分の中では。
さらにもうひとつ(カナリアとは全然まったく関係ありませんが)残念なお知らせが。

  • nhhmbaseが2008年いっぱいで現メンバーでの活動を終了することを発表、2009年より新メンバーを迎えて再始動(bounce.com)

これを知った瞬間はさすがに驚いて「何それ!」と思いましたが、どういうわけか悲しい気持ちは湧いてきませんでした。納得するとか理解できるとかそういうわけでは決してないものの、なんていうかこう「しっくり来た」という気がしました。そもそもネハンベースのあの音っていうのは、重力とか物理的法則とか自然の摂理とかそういういわゆる「当たり前」とか「お約束」みたいなものが一切通じないところで生まれた突然変異のモンスターのようなもので、それっていうのはこぼれる直前ぎりぎりの表面張力さながらに極めて精緻なバランスの上に成り立っていたものだと思うんです。そんなものが長く生き続けられる筈がない。
だからと言って、彼らの音やメンバーどうしの繋がりが絶滅危惧種みたいに脆かったか?というと決してそんなことはなくて、むしろ多少の違和感くらいはあの変幻自在のリズムとメロディでどうにでもできる技や力があったはずだという気がします。ここらへんはもう勝手な想像でしかありませんが、何らかの決定的な綻びが生じたというよりは、ちょっとずついろんなことが「しっくり来なく」なってきたからいったんバラそう、みたいな感じでこういうことになったんじゃないか。という気がしてなりません。無理して頑張ったらいくらでも続けられそうなもんだけど、実際無理して頑張ったところできっとあの音は気持ちよくならないでしょう。今にして思えば、ことし出た新譜は1枚めに比べてやや「頑張った」感が出てるような気がしないでもないです。
解散は残念ですが、来春リリース予定のライブ盤がとてもたのしみです。ネハンは生に限る。といつぞやのブラッディレジェンドを運よくこの目でみたときに確信したので、より生に近い状態で真空パックされてることを願いたいです。おやすみなさい。