almost everyday.

its a matter of taste, yeah

もし不完全な人生から全てのむだが消えてしまったら

仕事の難易度は今日もじわじわ上がり続けてきております。が、今日はちょっと驚いてしまうようなこともありました。
別の部署からとある案件について問い合わせがあり、それっていうのはなかなかのレアケースというか「ひと言で答えを導き出すのは難しい」類の話だったんです。なら仕方ない、せめて解決の糸口くらいはいっしょに探してみましょうよ。と電話口であーでもないこーでもないと話し合っていたときに、不意にするする降りてきたんです。かつて古巣で手がけた複数の、それもまったく別物の案件の記憶から、「もしかしたらこれってそっちに応用できるかも?」という事務処理方法が。
それをすーっと思い出せた自分にも驚きましたが、それより何より「完全に畑違い」としか思えなかったかつての仕事を、思いがけなく今の仕事に応用できたという事実にびっくりしました。ふだん誰かに説教くさく「無駄な経験なんてないんだぞ」みたいなことを言われたとしても「なんか嘘くせえ」としか思えなくてうんざりすることもあるのだけれど、それってやっぱり少しくらいは本当なのかもしれないぞ。みたいなことを考えてみたりとか。
そんなこんなでちょっとした達成感をおぼえつつ職場を後にし、普段の平日よりも少し長めにお風呂に浸かってみたりもしました。おゆうはんはめひかりのから揚げ、ほうれん草のおひたし、かぼちゃ・玉ねぎ・きゃべつのお味噌汁。めひかりはとても新鮮で美味しく、久々に自分でつくった料理に「うんまい!」と声が漏れてしまう会心の出来だったのですが、腹を開いて内臓を取り出す際についうっかり「昨夜たまたま夫に付き合って見てしまった龍馬伝での宮迫切腹シーン」を思い出してしまいひどく悲しい気持ちになりました。すまん、めひかり。おいしくいただいたのでどうか許してください。おやすみなさい。