almost everyday.

its a matter of taste, yeah

2011年第6回・さいきん買ったCD

08.HOLE / アナ
HOLE
思い起こせば07年、軽い気持ちで試聴してみたその1曲めにすっかり心を撃ち抜かれてしまったんでした。早いものであれから4年、まさかこんなに待たされることになろうとは。この長い月日は彼らにとってターニングポイントの連続だったようで、前作リリース時に在籍していたメジャーレーベルを離れ故郷を離れ上京する…という紆余曲折を経て京都のレーベル・セカンドロイヤルからリリースされる運びとなったのだそうです。遊び心たっぷりのエレクトロなバンド、という楽しげなイメージはやや大人びた色を帯びつつあるものの、甘く切なくそして踊れる歌ものとしての強度はさらに増しているのがたのもしいかぎりです。わたしの中では特に8曲め"ROMANTIC"がどストライクでした。ネタ元が見えそうで見えないギターと鍵盤がたまりません。大好きです。
それにつけても、つい考えてしまわずにいられないのはこのアルバムタイトルです。アナのHOLE、ということはこれってつまりほぼセルフタイトルに他ならないわけで。CYPRESS→DRILL→EXTRA→FLASHと続いたからには次はまず間違いなくGではじまるタイトルだろうと思っていたので、そこも含めてちょっと意外に感じました。4年の間にお蔵入りした音源が実は存在するんじゃないか…等と勘ぐってしまいたくもなるのですが、それはさすがに考えすぎでしょうか。

09.BREAD AND CIRCUSES / The View
Bread & Circuses
2曲め"Underneath The Light"があまりに良かったのでつい。このリズムといいサビのコーラスといい、こういうの大好物です。たまらん。前半というかあたま3曲くらいがとにかく楽しくてそこばっかり聴いてるんですが、これからもうちょっと聴き込みたいな。

10.LOVE & NATURE / Le Corps Mince de Françoise
Love & Nature
美味しそうなジャケットに吸い寄せられて試聴してみたら、ほどよく力の抜けた女子エレクトロヒップホップがかわいらしくてかっこよくてあれよあれよと引き込まれました。わたしをてっぺんまで連れてってー!てな感じの1曲めが耳に残ってしかたないです。いずれ来日する機会があったら、対バンはぜひともgroup_inouにお願いしたいなあ。ひとまず聴いてみてはいただけませんか。ちなみにこのお二人は姉妹なのだそうですよ。0'48"あたりからの展開がきもちよすぎてくらくらします。

11.GUATEMALA / Gellers
Guatemala
わたし、トクマルさん好きなんだけど、ゲラーズはもっとずっと大好きだなあ。と改めて思い知らされたシングル。BPMがどんどん上がってく熱くやさぐれたライブ音源、手に汗握って聴きました。また生で聴きたいなあ。