almost everyday.

its a matter of taste, yeah

いつも聴いた好きな歌は 時が過ぎたら色褪せちゃうから

  • 夏休み3日め。本日遅番の夫を起こしてごはんを食べて出発を見送った後、洗濯すませて月に一度の古紙回収ごみをまとめてざざっと掃除。ふいー、すっきり。
  • この時点で9時、ひと息入れてテレビを点けたらとくダネに岡田育さんが。普段は主にマイナビニュースやTwitterで切れ味鋭い言説を拝読してますが、動いて喋るお姿を見るのはこれが初めてでした。何だかふしぎな感じ。それはまるで、中学や高校で半ば伝説のように語り継がれている先輩を偶然直に見たかのような(岡田さんはわたしよりもだいぶお若いはず、ですが)。
  • 10時、お店が開くのを見計らって外へ。100均でいつもの生活雑貨、朝市で野菜と豆腐、その他あれこれをちまちまと。平日なのに朝市も駅前もやたらと人が多いのに驚きました。人混みでキャリーバッグを持ち歩くひとは、腕をめいっぱい後ろに伸ばして引きずるんじゃなく、もっと身体に近いところでコロコロさせてくれたらいいのにな。わたしはたぶん歩くのが人より速いほうなので、あのコロコロに気づくのが遅れてうっかり蹴り上げてしまいそうになることがしばしばあります。ああいう混雑の中だと特に。
  • 帰宅後、明日からの食材をひととおり仕込んでから三重対大阪桐蔭の決勝を観戦。序盤から点を奪い合うシーソーゲーム、おんもしろかったあああ。欲を言えば9回表でもう一度三重の粘りが見たかったけど、それを差し引いてもいい試合でした。おつかれさまでした。
  • フェリシモから定期的に届くハンドメイド雑貨のカタログを眺めていてふと「無心で打ち込める何かがしたい」という欲に衝き動かされ、写経と刺繍でひとしきり迷ってそれから後者を選びました。硯と筆はないけれど、針と糸ならボタンつけ用のがあるので。それと、摩訶般若波羅蜜多心経が自分で記憶していた以上に長くて途中で挫折しそうだったので。
  • トレーシングペーパーはオーブンシート、チャコペーパーは事務用カーボン紙でそれぞれ代用するというやる気のなさにもかかわらず、そして何より刺繍なんぞ約四半世紀前に受けた家庭科の授業以来だというのに、脳より手指がその動かし方をあらかた覚えている(!)という事実に驚かされました。こういうのってやっぱりあれかな。自転車や車の運転とおんなじで、身体で覚えたことは忘れないってやつなんでしょうか。出来ばえはさておき、思うさま集中して濃密な時間を過ごすことができました。こういうのっていいな。すごく気持ちいいな。肩はバキバキに凝るけども、それでも。
  • 作業中はHINTOをオールシャッフルにしてぐるぐる何度も聴いてたのですが、基本的に歌詞のトーンが「永遠なるものは永遠に手に入らない」とでも言いたげな諦念に満ちていて、それが夏の終わりの寂しさと絶妙にシンクロしやがるものですから、たびたび胸をかきむしられるような気持ちにやられて呻き声を上げそうになりました。この歌詞をあの声で、あの音に乗せて歌うんだもんなー。そりゃたまらんよ。
  • 早めにお風呂とごはんを済ませて、きょうの料理とビギナーズを見たら、明日に備えてたっぷり寝ます。おやすみなさい。