almost everyday.

its a matter of taste, yeah

エブリバディ・ウォンツ・サム!

  • 眩い朝日に強い風。すごいいきおいで雪がふっ飛ぶ冬らしい天気です。こんなに寒くてちゃんと乾くかな、と首を傾げつつ洗濯ものを干し、今日も郊外のロードレースに出るという夫を送り出すなど。しかしよく走るね、きみ。

  • 朝食は昨日のお味噌汁の残りでわたりがに雑炊、それとジャーマンケーキを半分ずつ。ガトーショコラとブラウニーの中間くらいのしっとり生地でした。美味しい。こっち見んなミシュラン

  • 11時半、チネでエブリバディ・ウォンツ・サム!。事件らしい事件は何も起こらず、淡々と丁寧に登場人物たちを追い、その傍らにはいつも音楽がある。というつくりは前作「6歳のボクが、大人になるまで。」とおんなじでした。しかしあちらは6歳、こちらは18歳。そらもうやんちゃでイケイケでアホ丸出しのやりたい盛りなわけです。野球推薦で進学したはずなのに、新学期前の3日間はただただひたすら遊んでばかり。やっと練習を始めたのは映画が終盤に差し掛かった頃、というでたらめぶりが最高に最低でした。
  • 後半にヒロインのジョニ・ミッチェル好きが判明する*1あたり、すわ脳筋vsアートの小競り合いが勃発するのかと身構えましたがそんなことはなく、そもそもリチャード・リンクレイター監督自身が野球推薦経験者なのですね。60年生まれの監督が80年の3日間を描く、ってことはまさしく当時の追体験なのですよね。ディスコもパンクもカントリーも全部まとめてかかってこい、いやこっちから飛び込んでやる、ていうハイブリッド感、コステロとかカーズとかいう台詞にもいちいちぐっと来ました。何もかも全部好きなままでいていいんだ。やったね!
  • ただ、これ、一歩引いてよく考えてみると強豪校の野球部員、すなわちスクールカースト最上位の選ばれし者たちの話なわけで、描きようによってはいくらでもいけすかない鼻持ちならないクソガキどもになるんですよね。柴犬みたいにつぶらな瞳の主人公ジェイク*2、いちいち何だか説教くさくも面倒見のよいフィン*3、気のいい新入生プラマー*4、いかにも俊足の内野手っぽい見てくれのデイル*5、常にへなへな微笑んでるブラムリー*6、とうてい大学生には見えない老け顔の狂犬ナイルズ*7。それぞれの個性が見えてくる最終盤あたりにはすっかり情が移ってしまってるこの感じ、そこへあのエンドロールとは何とも心憎い演出だなあと思いました。よかった。

  • 降りしきる雪のなか帰宅、おやつにピスタチオベリー。テレビをつけると逃げるは恥だが役に立つの特番。連ドラを毎週見るのはだるいけど、こういうふうに美味しいとこだけつまみ食いできるのはとても嬉しくありがたいです。こんなに人気が出てしまった今となってはリアルじゃ誰にも打ち明けられませんが自分の場合、原作のあの紙芝居みたいにペラッペラな絵がどうしてもダメなんだ。どうして作画を巧い人に任せないんだ…!以上、心の叫びでした。ドラマ版には何の文句もございません。
  • 先週の楽天セールで買ったものがぽつぽつ届き始めたので、これはいいぞというものを以下唐突にメモしておくことにします。アフィリエイトはやってません。

  • 台所用洗剤の詰替ボトル2回分入りがそのまますっぽり収まるケース。市販のコンパクト洗剤がどれもこれも皆おしなべてスリムボトルで、中身が残りわずかになると安定感を欠き倒れやすくなるのが地味にストレスだったんですけども、ちょうどわが家の洗剤ラックにぴったりのこれを買ってみたらばその辺すべて解決しました。すばらしい。場所とるけども。

  • 冬本番を前に大容量の急須もしくはティーサーバーを探していたらば、折りよくセールになってたのがこれ。1リットルサイズ、もちろん耐熱、電子レンジでの再加熱も可。茶こしのメッシュが思いのほか細くて、茶葉をそのまま入れてもへっちゃらなのが頼もしいです。

  • 濡れない傘ことアンヌレラとロペピクニックのコラボレーション。3段折りたたみ式でコンパクトかつ軽量(約220g)、鞄の中でも場所をとりません。広げてみるとなかなかしっかりしたつくりなのもうれしい。持っていて嬉しくなる日用品です。

  • カルディあたりでよく見かけるけどなかなか手が出ないあこがれの海外ビール、イネディット。セール中につき驚きの破格値でしたのでたまらず手を出してしまいました。クリスマスまたは正月に飲むんだ、ふふふ。楽しみ。おやすみなさい。

*1:招き入れられた寮の部屋にポスターが貼られている

*2:若かりし日の伊藤英明

*3:ヒゲがなければ関ジャニ安田さん似

*4:日本人ならきっと濱田岳あたり

*5:映画メジャーリーグで言うところのウィリー・メイズ・ヘイズ≠ウェズリー・スナイプス

*6:離れ目の中川晃教といった印象

*7:彼だけは本物の元プロ野球選手らしい