- いつもより更に朝早く、つまりまだ夜が明ける前に散歩に出たら、往来にて行き倒れる酔っぱらいとエンカウントするの巻。
- 周囲をどれだけ見回しても人っ子ひとりいやしないし、見て見ぬふりでやり過ごして万が一新聞沙汰にでもなったりしたらいくらなんでも寝覚めが悪すぎるし、お気に入りの散歩コースがいわく付きになるだなんてまっぴらごめんだ。大丈夫?このひと息してる?ええい、ままよ。
- 「聞こえますか?起きられますかー?」「…」「こんなところで寝ちゃダメです、おうちどこ?」「…(口からなんか出てる)」「とりあえずちょっと動きましょ、ここ危ないから」「…(動く気配なし)」「ちょっと失礼しますね、はーよいしょ(背後から脇下つかんで数メートル引きずる)(寝てる人間、死ぬほど重い)」「…気持ちわる…」「あーハイハイとりあえずこれ飲んで。そんで口と服これで拭いて。おうちのひとに電話できる?できたね?そんじゃ気をつけて〜」ってことで水とウェットティッシュを手渡して電話の向こうのご家族?に状況と現在地を説明してから立ち去りました。幸い今朝はまだ暖かかったので凍死は免れたろうけど、あのまま車道で寝てたら最悪轢かれてたと思う。夜明け前から徳を積みました。