almost everyday.

its a matter of taste, yeah

沈没日記2022(通算79日目)

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  • 朝いち、フォーラムで「偶然と想像」。この雪ならきっと空いてるはず、と踏んで早めに掃除終わらせて足を運んだらばっちり一番乗りでした。
  • 正直なところ、気持ちの上で映画を観るのに適したコンディションでないことは自分がいちばんよく分かっていたのだけれど、6回鑑賞で1回無料のカードを無駄にするわけには行かぬ、こんな状況でもひとつでも席を埋めに行かねばならない。という危機感または正義感に突き動かされた結果がこれです。きっと、いえ間違いなく前日に岩波ホール閉館の報を見知ったせい。
  • 第1話、タクシー車内でのガールズトークが素晴らしく饒舌だっただけに、その後がすべて朗読劇のように思えてしまったのだけれど、元恋人同士もセフレ同士も教授と学生もかつての同級生も、それぞれが作品の中で本来の設定とは別の人格を演じているということを表現したかったということなのかな、と思うことにしました。第3話の舞台は仙台、映りそうで映らないメディアテークにやきもきしつつ、真っ正面から撮影された杜の都の象徴たる欅の緑にうっとりしました。
  • 忘れがたく印象的なカットや台詞がそこかしこに散りばめられていて、後々余韻を噛みしめたいので迷わずパンフを購入。滅多に買わないコーヒーも飲みました。どんなにささやかであっても、この場所にお金を落とし続けなければならない。これはもはや使命感のようなものです。おやすみなさい。