almost everyday.

its a matter of taste, yeah

覚めない夢ならどうかこのまま

Stereophonics  -  Word Gets Around明け方に怖い夢をみたせいで、1日じゅうずっと背中のあたりに不穏な空気がまとわりついている気がしてどうも落ち着きませんでした。こういうときには迷いのない、明晰な、力強くてまっすぐな歌声を聴きたくなります。そんなわけで出勤時はREEFの「プレイス・ユア・ハンズ」を、散歩のときにはSTEREOPHONICSの「ワード・ゲッツ・アラウンド」を繰り返して聴いてました。もう、いずれも、剥き出しに腹の底から声を張り上げてます。このひとたちがそれぞれどんなひとかなんて全く知らないけれど、少なくともこの歌を歌っていたこの瞬間だけはただのひとつも嘘をついていなかったはずだ。とやみくもに信じてしまいたい気持ちにさせられる歌唱です。すばらしい。リーフの1曲めなんて、ほとんど村祭りの男衆の雄叫びに近いものがあります。このミニアルバムはしばらく前に中古でたまたま入手しました。後半には来日公演時のライブ音源も入ってたりして、なかなかお得な1枚です。終盤、ゲイリーさんがたどたどしい日本語で「ナニシテモイイヨー」などと口走ったばっかりにステージ上が客だらけになってしまったらしく、演奏が中断されるという生々しい場面もばっちり収録されております。ここらへん、近作のチェックを怠っているのでそろそろまた聴いてみたくなってきました。近所のお店にあるといいな。そして部屋へ戻る頃には、不安もきちんと収まっていたのでした。めでたし。おやすみなさい。