almost everyday.

its a matter of taste, yeah

あらららら?

ほんとに一体どうしちゃったんでしょう?わたしの身体ったら。今回のせーり、2日めを迎えてもやっぱりそれほどしんどくないのです。ロキソニンブスコパンとマーズレンの例月常用3点セットは、昨日から数えてまだ2回しか服用しておりません。すごいすごい。こんなの10年ぶりくらいのような気がしますよ。ひょっとしたら若返れちゃうんですか?子宮と腰まわりだけ限定で。だなんてふざけた妄想を引き起こしかねないほどに浮かれまくっております、現在。ああ、腹が痛くないってすばらしい。腰が痛くないってなんて幸せなんだろう。ただそれだけで何だか笑いが止まりません。えへへへへ。たとえ今回だけのサプライズ体調良好月間だとしても今ならまだ諦めがつくから、どうかこの調子でいい感じを維持したまま終わってしまっていただきたいなあ。よろしくお願いしますよ。とおのれの下腹に念を送る早春の朝。どうかこのまま。キープこのまま。
ええと、お知らせがひとつ。4月から海のすぐそばで働くことになりました。念願の、待望の、技術系職場であります。具体的にどんな仕事をすることになるかは今のところまだよくわかりませんが、とにかくすごく楽しみです。関係者各位には別途メールをお送りしてありますのでよろしくどうぞ。今年はいい春になりそうです。えへへ。

とまあそんなわけでほわほわと浮かれておりまして、部屋へ戻ってネットみたらそういえば今日はいわきにベイビー&さいだぁが来てる日だったというのを思い出しまして、浮かれ気分のまま自転車に飛び乗って大量のビールを飲みつつライブを楽しんでまいりました。なんとなくの勢いで、来月のザゼンボーイズの前売りも買っちゃいました。音源、ろくに聴いたこともないのに。でもなんとなく踊れそうな気がするので楽しみです。この時点で既に日付が変わってしまっているので、詳細はまた明日。おやすみなさい。

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というわけで、ここからは昨日の続きを。

まず会場に着いたら、ズクナシという女子4人組が演奏してるところでした。もう、フロアに足を踏み入れた瞬間から、声がびりびり浸みてきました。なんて強い声なんでしょう。腹の底から声をふりしぼるソウルでファンクでクールな歌いかた、それなのに心の底から楽しそうなはじけんばかりの笑顔。相反する要素がいずれも強く前に出ていて「このひとはいったい何歳なんだろう?」と思わされました。終演後に買ったCDのスリーブによればボーカルの彼女は81年生まれとのこと。年下でしたか!思わず「姐さん」と呼びかけたくなるほどの格好よさです。ちなみに「ズクナシ」とは長野の方言で「面倒くさがりや」の意、そしてCDのタイトルは「GOTiSOUL(ごちそう+ソウル)」だそうです。ここら辺にもぐっと来ます。またライブ見たいな。鍵盤がとにかくファンキィです。弾くというより叩いてるという表現がしっくり来るような。

次はキングブラザーズ。10月に見たときはPAのせいなのかわたしの立ち位置がいけなかったのかわからないけど(スピーカーからすごく近いところにいたので。音圧が腹にくるのを味わうのがすごく好きなのです)何だかすごい轟音だけで終わってしまった気がしたものですが、今回はきちんとそれぞれの音を聴くことができました。途中ギターのひとが二人ともフロアに降りてきてそのまましばらく弾いたり歌ったりしてる間、わたしはずーっとステージのほうを向いてタイコに合わせて踊ってました。目をつぶって聴覚と触覚だけを研ぎ澄ませて、リズムに身を浸すのはとてもとても気持ちがいいです。ロケンローのドラムなら、シンバルをたくさん鳴らすゴージャスな叩きかたをするひとが特に好き。でもって、キンブラのドラマーさんはまさにそのタイプ。素敵でした。あ、それから、向かって左側のギターのひとが10月のときと同じ鮮やかな緑色のハイカットを履いてるのを見つけたときは何となく嬉しくなりました。かわいらしい。

次はベイビー&さいだぁ。学ラン羽織ってふらっと出てきて、二人の歌とベイビーのギター以外はすべてMDウォークマン頼りという極ミニマム編成でした。ていうかこれ、カラオケじゃん!と最初は思いましたが、二人が歌い始めた瞬間にあっさり考えを改めました。このひとたちが声を重ねて歌うということ、それ自体が稀有なのです、きっと。ベイビー単独でのステージは前回すでに見ておいたのでそれほどぞくぞくしなくて済みましたが、今回初見のかせきさいだぁの声にはちょっと涙が出かかりました。色白美白で小柄でお肌ぴかぴかで鼻から下など小山田圭吾に匹敵するほど愛らしいルックスにもかかわらず、あれほど艶やかな声で歌えるだなんて素敵すぎます。たまらない。終演後、こちらもまたCDを購入したらば何とお二人からサイン&握手をいただいてしまいましたよー。しあわせ。

とまあ、こんな感じでとても楽しい時間を過ごしました。残業のせいでオープニングのあぶらすましが見られなかったことだけが唯一の心残りです。また今度見に行きたいなあ。いや、行く。必ず。