almost everyday.

its a matter of taste, yeah

くちびるから災厄

唇のがさがさがようやく元に戻ってきた、と思ったら今度は何と久方ぶりのヘルペスを併発してしまいました。すごいなー、2年ぶりくらいかしら?これができるのは。ヘルペスとはわたしの20年来の持病のひとつで、極端にくたびれたり心配事があったり免疫力が低下したり、はたまた風邪の前兆等なんかでも発症する唇の水疱を言うものです。できる場所は人それぞれで、唇全体とか鼻の中とかにまで及ぶ場合もあるんだそうです。わたしの場合は幸いにも上唇だけなんですが、それにしたって痛いし痒いし邪魔だし見てくれも悪いし、とにかく厄介者以外の何者でもないのでした。

それに、一度これができてしまうと水疱がつぶれて新しい皮膚ができあがるまで少なくとも1週間から10日程度を要するので、この間はいやがおうにもブルーな気分で日々を過ごすことになるのです。目が潰れたわけじゃなし、鼻がもげたわけでもなし、生きてく上で大したダメージじゃないってことくらいは自分でもよくわかっているつもりなのですが、それでもやっぱり「今の自分は世界中でいちばん醜い」みたいな思い上がったヒロイック気分にやられてしまうわけなんですね。てめえの顔のことなんか誰も大して気にしちゃいねえよ、と何度おのれに言い聞かせてみてもさらに気持ちは沈むばかりです。うーん。何がいけなかったんだろう。何もかもがいけなかったと言われればそれまでのような気もしますがそれはそれとして、今になって思い返してみてもこの1か月は気持ちの上でへこむことがあまりにも多すぎました。ちっとは休めってことなのかなあ。だったらここで水疱の中身とともに毒もぜんぶ流れて乾いてほしいです。育て育て、ヘルペス

1時間ほど早めに仕事を切り上げて、郵便局や銀行に寄って用事を済ませてからバス停へ。仙台行きの最終バスは、連休中にもかかわらず普段と変わらぬ空きっぷりでした。すごいな。予約システムなんて要らないじゃないか、これ。ビール片手に目を閉じて、特に目立った渋滞もなく3時間弱で仙台到着。東口で仕事帰りの相方と合流して、前から一度行ってみたいと思っていた小さな沖縄居酒屋へ向かいました。らふてー、海ぶどう、麩ちゃんぷる、完熟トマトのサラダ、かんぱちのカマ焼き、超絶ビッグサイズなおむすび(お店のひとに訊いたら2.5合はあるとのことでした。でかすぎるよ!)、どれもおいしかったです。それになんだか、びっくりするほど安かった。また行きたいです。いや、必ず行くな。おやすみなさい。