almost everyday.

its a matter of taste, yeah

嵐のように僕をへへへ

またしても雪。それも本日、10cm超!ワンシーズンに三度も雪が積もるだなんて、ここに越してきて以後はじめてのような気がします。おかげで今朝もたいへんでした、出勤するのが。
彼は人にものを教えるのが上手でした。運転免許とりたての娘に雪道運転をたたき込むべく助手席に座った彼は、運転席で不安げにきょろきょろする娘にひと言、まずはこう言い聞かせました。
「怖がることはない。」
曰く、「急ブレーキ。急発進。急ハンドル。この三つさえやらなければ、まず車は滑らない。」言われた通りにしてみると、彼の言うことはどれも本当に本当なのでした。10年以上経った今でも鮮やかに思い出す、あの静けさと驚きと安心感。言葉少なで的確なアドバイス。これから雪が降るたびに父を思い出すのなら、雪もなかなかわるくないな。という気持ちと、そのたび毎回泣くはめになるのはちょっと困るな。という気持ちとが、今のところは3対7くらい。いろんなことが落ち着くところに落ち着くためには、まだもうしばらく時間が必要みたいです。
祝日前のオーダーをぶっちぎっただけならまだしも、中旬〆の会計も下旬開始の書類整理も、あろうことか定例会議の連絡票すら仕上げないまま今日の朝昼半休とって昼すぎしれっと出てきた先輩に対し、用心深くそして静かに怒りをぶつけてみるの巻。結果、完敗。のれんに腕押し。やっぱりだめか。一度くらいは分かりやすくキレてみないと伝わらないのか。でもそれは避けたい、社会人として以前にまず人として。ことの一部始終を知る別部署の先輩には「きみもなかなか苦労するよね…」とあわれみのまなざしを頂戴いたしました。こんな調子で早10か月、怒りの沸点が少しずつ高くなりつつあることだけがこのポジションにおける唯一の収穫、かもしれません。日々是修行。やらずに済むなら是非とも避けて通りたい修行。できることなら日々穏やかに生きたいです。おやすみなさい。