almost everyday.

its a matter of taste, yeah

夢の中で闇に手を伸ばす

とんでもない一日でした。
何故ってそれは、どういうわけだか本日ずっと朝から晩まで電話が鳴りどおしだったから。わたしは現在さほど外部との折衝が多くない仕事をしているのですが、その限られた人脈からの電話がピンポイントで今日という日に集中した格好となりました。電話を切ったらまた次のコール、それを受けてる間にも別の電話が鳴り響き、不在メモが常に複数待ち構えてる。というこの職場では初めての未体験ゾーンへ突入。それはまるで、こないだ(いまさら)読んだモテキの第一話みたいな状況だったのでした。ああ、仮にもしこれがぜんぶかわいい女の子からの電話だったとしたら、わたしもいつかあんなお御輿に乗れるのかしら…と頭の隅に湧き起こるしょうもない妄想をやり過ごしつつ、降ってわいたテレアポ業務に粛々と勤しんだ次第であります。あまりに声を張って喋りすぎたせいか、15時すぎには既に声が嗄れてました。よろめきながらも売店へ向かい、包みを剥くのももどかしく口へほうり込んだ龍角散のど飴は、盆地の梅雨に蹂躙されて既にかるく溶けかかっておりました。そんな七夕の夜。
そんなこんなで主に体力面での消耗がはげしく、整体院ではうつ伏せで低周波かけられてる10分のあいだにもどっぷり熟睡してしまいました。毎回首をごきごきと気持ちよく鳴らしてくださる先生が、いつもいつも完璧に健やかな笑顔で「だいじょうぶ、どんどん階段のぼるみたいによくなってきてるからね」と言ってくれるのがすごく励みになってます。自分の中の、頭を撫でて可愛がられたい欲のようなものが静かに満たされていく感覚。結局のところ、愛されるのが好きなんだろうね。いや誰だってそうだろうけど、多かれ少なかれ。わたしも毎日やさしくしたいよ、まわりのひとに。おやすみなさい。