- 夜更けというか明け方に、わたしの枕元からも夫のふとんの中からも緊急地震速報が鳴り響くのはたしか夏以来のこと。揺れがほどほどに大きかったことよりも、あの不穏な音そのものに心臓を丸ごと乗っ取られてしまったかのように動悸が止まりませんでした。
- こういう症状のもっとずっと重たいものがきっとPTSDと呼ばれているのだろうな、ということが理屈ではなく実感として分かるような気がしています。ほんの僅かな間の身体的反応とは言え、胸が詰まって身動きが取れなくなってしまう。いざという時に身を守る必要があるとは言え、あれほどまでに特異な音でなくてもいいのにな…。
- この春からのご縁で、とある事業所主催イベントのお手伝いに。ただの安請け合いではなく、きちんとしたオファーを受けての労働力提供であります。正直なところこちらの現場はまったくの門外漢で、果たして本当にお役に立てるものかと半信半疑ではありましたが、見よう見まねでわりとどうにかなるものなのだなというのが正直なところ。相手の話にきちんと耳を傾けて、こちらに伝えたいであろうことをうまく話せるようにちょっとした相槌なんかを添えてみると、それまではほとんど閉じたままのように見えていた扉がそろそろと開いてくるのが何となくわかるような気がしてきます。いや、単にビギナーズラックなのだろうけども。
- 夏のセールで買った仕事服、ノーカラージャケットの着心地があまりにも良いので3シーズン用の色違いを新たに買い求めるなど。薄くて軽くて動きやすくて、それに何より肩が楽です。もう襟付きには戻れない。
- わたしはごく標準的な中肉中背ですが、むかし身体を鍛えた名残かそれともただの遺伝なのかは不明ながら肩まわりと腕がやけにゴツいんですね。肩幅が広いっつうか胸板が厚いっつうか、とにかくこのへん無駄にガッシリしてる。ゆえに、アウター類の肩と袖ぐりが大抵いつもギチギチに苦しいんです。重ね着とか無理。かと言って肩にゆとりを持たせると袖がやたらと長くなり、中1男子にあてがわれたデカすぎる学ランのようなシルエットになってしまうので泣く泣く既製服サイズに肩を縮こめているわけです。そりゃ肩も凝るでしょうよっつう話。
- これまではドレスコード?何それ?みたいな執務環境でしたので週4日は作業服、といった働き方もできました。しかし最近は客先に出ることも増え、ジャケットに袖を通したまま終日過ごすこともザラ。今後も「いかに肩が凝らないか」をテーマに仕事服を選んでいきたい所存であります。「薄く暖かく洗濯しやすいインナー」も併せて探して行かなくては。おやすみなさい。