almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ほしいものはひとつだけ?

昨夜は特命係長只野仁高橋克典えろいなぁ)を見ながら相方を待つつもりが、途中でうっかり寝入ってしまい、それがすっかり終わった後で妙にぱっきり目が冴えてしまったので、可愛かずみの「女猫・美しき復讐者」を見るとはなしにたれ流しつつぼんやり時間を過ごしておりました。相方ってば、結局うちへたどり着いたのが午前2時すぎ。そりゃ、あたしでなくても眠たい時間だろって話です。すぐさまふとんにもぐりこみ眠りにつこうとしたのですが、自分はこのとき寝入りばなに悪い夢でうなされてしまい、さんざん迷惑をかけることになりました。首の下にぴったり腕をあてがわれながら「目がまわる」とか「息ができない」なんてそんなん、たとえうわごとでも言ってくれるなという話です。あたしが逆の立場だったら揺り起こす、まちがいなく。それで結局相方は、浅い眠りから覚めぬままうんうんうなり続けるわたしを横目におろおろしながら不安な夜を過ごすはめになった模様です(翌朝確認)。申し訳ない。だけどこればっかりは、どうしようもないのです。止められないもの、夢をみる(=単純に、眠っている間の罪のない妄想という意味です)ことは。
ところでわたしは、本当によく夢を見ます。ほぼ毎晩です。下手すりゃひと晩の間に3本立てくらいのときもあります。色も味も匂いも感触もわかるくらいの、きわめてフィジカルな夢です。あんまり濃密で夢と現実の区別がつかないくらいの夢をみた後の朝などは、その夜一睡もできなかったんじゃないかってくらいに憔悴しきっています。殴られる夢を見た後はその部位がずくずく痛むし、犯される夢を見たあとは指先がぶるぶる震えたりします。こんなのはもう、できることならやめてしまいたいのですが何しろ自分の意志とは関係なしに事が運んでしまうのでどうにもならない、というのが苦しいところです。いつか感受性がすり切れ尽くして、何の痛さも感じないくらいになれれば夢も見なくなるのかしら。それならそれで、それはずいぶん喜ばしいことのように思えるのですがさすがに今は無理なんだろうな。わたし、悲しいことも嬉しいこともまだまだ全然味わい足りない。もっともっと。

で、11時頃に目を覚ましました。3分クッキングでクグロフの焼き方に見入ったのち(イースト使うなんて知らなかった!)、お食事。小名浜のうろこいちへ。親子丼(焼いた鮭といくらがたっぷり!)と鉄火丼、それにさんまの塩焼きと蟹のみそ汁を食べました。脂がね、すごいのですよ。じゅわわわって。たまらない。しあわせ。その後、腹ごなしにゲーセンへ寄り道。わたし、よく考えてみると撃ちもの系(『警視庁24時』とか)やら格闘系(『体感!北斗の拳』とか)のゲームしかやってません。そんなにも、心の奥に鬱屈とした吹き溜まりがとぐろを巻いてる状態なのかしら・・・。まあ、その割には笑顔でプレイしてましたけど。「あっち行け。ちきしょっ。このやろう!あはははは」とか言いながら。壊れていました。反省。

夕方、相方の友人とその恋人と4人で飲みに。入ったのは串焼きのお店で、得体の知れないめずらしいものを次々注文しました。「くび」とか「ハツ」とか「オクラ巻き」とか。美味しいわー。相方の友人、だんだん調子が出てきたらしくしきりに日本酒を勧めてくるようになりました。「それじゃまあ、せっかくだから」とメニューをぐるり見てみると、そこにはあの「〆張鶴」がっ。「村上朝日堂」に出てくる、あの、新潟県村上市のお酒です。というわけで即決。生まれて初めて、もっきりで日本酒をいただきました。うまかったです。いや、ぽんしゅの味なんて実はさっぱりわかんないんですけど。それでもあの、すっきりしてるのに飲み込んだあとでかすかな匂いがふわりと残る感じ、がすごくステキでありました。その後は結局、「八海山」と「浦霞」まで飲んでしまいました。ビバもっきり。4人とも勢い止まらず、そのままカラオケへ繰り出し2時間たっぷり歌った後でボロ雑巾のようになって帰宅しました。やっぱりダメね、普段から部屋で飲みなれちゃうと。お外で飲んだら身体もちません。思いがけない友人と再会できて嬉しかったりもしたのだけれど(ミカちゃん、年末空けといてよー)、やっぱり疲れるな。あああ、いろんな意味で25歳。

いま、すごく気分がいいです。うれしいな。