almost everyday.

its a matter of taste, yeah

自分史上最も穏やかな元日 

目覚まし時計もかけてないのに、8時45分にぴたりと目を覚ましました。ストーブつけてテレビのスイッチをつけたら、ちょうどジャストなタイミングでニューイヤー駅伝の中継が始まるところだったのでいきなり半笑いです。積み重ねてきた習慣というのは、実家を離れても同じように浮かび上がってきてしまうものなのでしょうか。空恐ろしいわ。

2区まで見終えたところでお雑煮づくりにとりかかりました。いつもならだししょうゆで簡単にすませるものを、何となく気が向いてこんぶとおかかできっちりだしをとるところからスタート。うちのお雑煮は、うす切りの大根とにんじんを煮て熱湯でやわらかくした餅を加えるだけのシンプルなものです。個人的にはかりっと焼いた餅を加えるのが好きなんですが、相方がとろとろのものを好むというのでここはあちらを立てることに。その相方は雑煮で9枚・納豆で3枚と合計12枚もの餅を平らげてくれやがりまして、呆れるのを通り越してもはや尊敬の念すら抱きかけるに至りました。何者なんですかあなた。ある意味カルチャーショックです。ていうか、見てるだけで胸焼けがしそうだよ。ほええ。

その後、昨日大洗で買ってきたこわれせんべいを開封したら案の定とまらなくなり、食べ疲れたまま昼寝に突入。今年の初夢はここで見ました。---その夢の中でわたしは南の孤島の公立中学校のお抱え清掃員?のような職に就いており、てっぺんが見えないほど高い椰子の木の下で職員会議とは名ばかりの飲み会みたいな会合に参加しており、途中で高波にさらわれそうになったりしつつも上機嫌で飲んで食べて、苑もたけなわになったあたりで新任教師が紹介されたのですが、それが何とわたしの中学の同級生のU嬢だったのでびっくりして腰を抜かしてしまう。---というような夢でした。その後、つづけて若干7歳の天才アコーディオン奏者(上体をめいっぱい逸らせて性的恍惚すら思わせるほどの気持ちいい表情で超絶技巧曲を弾きまくる)と路面電車で相席するはめになる夢も見たのですが、わたしの06年は果たして明るいのでしょうか、そうでもないのでしょうか。何が何だかよくわかりません、自分でも。

夕方、毎年恒例の飲み会へ出かける相方を乗せて駅前まで。帰宅後なにもすることがなくなったので、とことこと散歩へ。30分ばかし歩いたところで小雨がぱらついてきたので部屋へ戻り、思うさまゆっくりとお風呂に浸かりました。湯上がりテレビは筋肉バトル。スポーツはルールが簡単であればあるほどおもしろいです。いつ見ても池谷弟大フィーチャーなのがちょっと気がかりですが(あの、どれだけ激しく動いても乱れない髪形も含めて)、どこから見てもそれなりに楽しめる構成が素敵。今後の特番で楽しみにしてるのは、古畑第2夜とドリームマッチ06と太田光のもしもわたしが総理大臣になったらの3つです。古畑とドリームマッチが被ってるな。どうしよう。悩むところです。お夕飯はストーブの上で沸騰してるお湯にはるさめとお麩とたまごを入れて火を通し、残しておいたお雑煮のだしがらを細かく刻んでしょうゆ漬けにしたものをのせた簡易スープです。朝から餅やらせんべいやらの炭水化物責めだったので、きっとこれくらいがちょうどいい、はず。手抜きじゃないもん。たぶん。

23時すぎ、相方より電話。お迎えの要請です。先ほどと同じく駅前へ向かい、相方とその友人3人を乗せて湯本や泉まで。この送り迎えはもはや年始の恒例行事となっているので本人まったく無自覚なんですが、相方の友人たちがみな口々に「いや、あんたいいひとだ」と褒め称えてくれるので何だかとてもいいことをしたような気分になります。帰り道、どういうわけか「パン屋再襲撃」を思わせる唐突な空腹が訪れたので、たまたま看板が目に留まった幸楽苑にてさらりと塩たんめん。どうやらわたしの空腹は、何の含みもなくただただ便宜的に解決されるべきものだったみたいです。きっと何にも呪われてはいないのでしょう。せっかくラーメン食べたのに、帰るなりてきぱきとふとんを敷いてそのままぱったり寝入ってしまいそうな勢いですよ。おやすみなさい。