almost everyday.

its a matter of taste, yeah

きらいな言葉は「iPodをマウントできません」

職場の外回り担当のひとが「ここんとこ風がつめたくて、外に出ると耳いたくなるんだよね」とこぼしていたので、少し前に100均で買っておいた予備の耳あてをひとつ分けてあげることにしました。はちみつ色のボアの耳あてはそれだけ単独で見ればとてもかわいいのですが、中年以降の男性が装着すると途端にある種の狂気をはらんで見えてきます。ちょっとこわい。もっとも、本人は見てくれなど一向に構わない様子で「いやーこれあったかいなーうれしいなー」とにこにこしておられましたが。まあいいか。いや、だめなのか。わからない。

午後から市内に出張。例月の勉強会でした。それぞれ宿題はほぼ仕上がってるので、全体としてのトータル感を出すため書式やフォントなどの大まかな設定を確認した後はすぐさまフリースタイルディスカッションという名目の雑談に突入。どこへ行っても一目おかれる恐ろしい上司をもつ同業者の男の子がその苦労を切々と語るうち、妙なぐあいに場が盛り上がりあれよあれよという間に「新年会やるべ!ぐちり倒すべ!」という方向で話がまとまってしまいました。それにしても、みんな苦労してるんだなあ。わたしは既に最古参なので、ある意味ボスより力あるけども。変な酔いかたをするひとが続出しそうなので、ウコン持参でがんばってこようと思います。って、まだ1か月の話ですが。

終業後、岩盤浴へ。身体がとけて宙に浮いてしまいそうなくらい、がつんと汗かいてまいりました。ああすっきり。帰り道にまたiPodが壊れたのですが、ここしばらくの不調はもしや寒さに端を発するものなのでしょうか。もしもそうだとしたら、そんなとこまで持ち主に似てくれるなよと切に思います。再度復元しようにも、今度はPCが端末を認識してくれなくなりました。ファーック!と憤ってはみたものの、動かないのは仕方ない。というわけで歌いながら散歩してます。音楽が聴けないのなら自分で歌えばそれでいいのだ、とおのれに言い聞かせながら。

物に対する執着心は年を重ねるごとに薄れつつあり、10年前ならCDたちは命の次に大事と言っても過言でなかったのですが、現在はディスクやケースや歌詞カードよりその中身がどれだけ心に焼き付けられているか、というところへより重要度がシフトしている感があります。聴いたそばから忘れてしまうメロディなら最初からいらない。耳障りな声もかっこいいだけの詞もいらない。胸の奥にこびりついて忘れようにも忘れられない、そういう曲だけあればいい。という気がしてます。そんなわけで、購入にまで至るCDの枚数がめっきり減りました。わたしも少しは大人になったのかしら。おやすみなさい。