almost everyday.

its a matter of taste, yeah

2008年第10回・本日のライブ SONIC LIVE

行ってきました。以下、まずは簡単な感想など。何か思い出したらまた追加します。
トップバッターのあぶらすましは、ベースと鍵盤が加わった6人編成になってから初めて見ました。1曲め「土曜日の夜は働いている」からして明らかに音の厚みがゴージャスになってて、いきなり腰がぐいぐい動きます。前の4人編成もあれはあれで既に型が出来上がりつつあってこの上なく気持ちよかったのだけれど、これはこれでまた別ものとしての強みを手に入れた感あり。白眉はラストの「僕はもう終わりを考えたりしない」で、かつてはどちらかと言えば「しんみり聴かせる」タイプだったこの曲が「有無を言わさず踊らせる」曲へと変貌を遂げていたのが大きな驚きであると同時に嬉しい裏切りでもありました。たまらんなー。このテイクでもCD出してほしいです。ほんとに。
続くYOMOYAは初見。オフィシャルサイトで見られるアー写と同じ、ぴかぴか光るコードをステージじゅうに巡らせての演奏。そのオレンジがかった光を見ながらゆらゆら踊っていたせいか、どの曲にも夕暮れ〜夜の始まりのさびしいような親密なような、そういう空気が満ちてるように思いました。わかりやすいサビやピークが見当たらないのにそれでも何だかポップ、ていう辺りが平熱低そうでクールなおしゃれっ子ぽさを醸し出してる感もあり。鍵盤の男の子に若干の不思議ちゃん属性を見てとるも、確証はなし。あんなに低くて弾きづらくはないのだろうか、鍵盤。
次のtoddleも初見。音源は1枚めだけ持ってて、近作は何となくタイミングを逸して未だ聴いてないのですがどれも聴きごたえありました。ああまでがっつり演奏してくれるとは思わなかったので*1、余計にうれしかったです。1枚めの中でも特に印象的だったタイトル曲が聴けて満足。ひさ子さんと愛さんがほとんど同じ髪型をしてて、まるでふたごみたいでした。愛さん、次はぜひスワームスでいらしてください。という思いを胸の内に秘めていられずつい終演後に直接お願いしてしまうの巻。どうか実現しますように。塩谷さんの低い低い低い声を生で聴きたい。ほんとうに。
トリのmooolsはしょっぱなから「分水嶺」。なんかもう、前も後ろもステージすら見ず目ぇつぶったままひたすら音をしみこませることにのみ集中してました。「新しい夜明け」と「温床の都」で心ゆくまで踊れたのがすんごく気持ちよかったです。〆は「ジッポの絵柄になりなよ」で出演者をステージに上げまくって盛り上がってさくっと終了。深夜枠で別のイベントが控えてるとの事情から考えれば仕方のないことではあるものの、欲を言えばもっともっと楽しみたかった!あー、でも、それを差し引いてもいい夜だったなあ。こんないい夜、きっと滅多にないはずですよ?しあわせです。おやすみなさい。

*1:もっとクールにふきげんな感じでやり通すのかと思ってた