almost everyday.

its a matter of taste, yeah

現実感のないほうがいいと言う

8時に目を覚ましたら、おもては快晴。昨夜の吐き気は嘘のように治まっておりました。うん。やっぱり気圧のせいだったんだな。そして本日、東北地方も遂に梅雨明け。例年に比べれば今年のそれはずいぶん早いはずなのに、それでも何だかひどく長いこと雨に悩まされていたような気がしてしまうのがふしぎです。まあいい、ひとまず、夏だ夏!
9時すぎ、ジャイアントキリング。10時、洗濯機を回しつつ買い出しへ。11時、洗濯ものを干して軽い朝食。このところ暑くてしばし足が遠ざかっていた蒸しパンを久々にいただきました。肉まん風やらドーナツ型やら新商品がたくさん出ていて、どれにしようか迷っちゃったよ。夫はキャラメルマキアートがお気に入りのようです。ここの蒸しパンは、どれも生地がとてもおいしい。
そうそう、金曜日に書こうと思ってタイミングを逸したのであらためてこちらに。「乙女の密告」が芥川賞。受賞作を文芸誌掲載時にリアルタイムで読んでいた、というのが(自分の中で)初めての経験だったもんで大いに興奮いたしました。おもしろかったです、赤染さん。基本的にとてもとても生真面目な文体なのに、思わず笑いがこみあげるテンポのよさとコミカルさがあったりして。そういえば、芥川賞の選考委員には小川洋子さんがいらっしゃるのですよね。ニュースサイトで短いコメントは読めましたが、選考会ではどんなふうに評されたんだろう?知りたい。
そんなこんなで読書熱がにわかに上がり、新潮8月号をあらかた読みつくしたところで近所の書店へ。例年ならばこの時期は新潮文庫の100冊と決めているのですが、そろそろ守備範囲を攻め尽くした感があるのと今年のもれなくプレゼントにあまり心がときめかなかったのとで今のところは保留ってことに。というわけで、新潮文庫にこだわることなくいま読みたいものを3冊ばかし選びました。

東京島 (新潮文庫)

東京島 (新潮文庫)

夜明けの縁をさ迷う人々 (角川文庫)

夜明けの縁をさ迷う人々 (角川文庫)

ロック母 (講談社文庫)

ロック母 (講談社文庫)

今こうして並べて初めて気がついた。3冊とも、女のひとが書いた本だ。東京島は映画が見たいなと思い、まずは原作からと手に取りました。小川さんは夏になると読みたくなります。なんでだろう。ロック母はジャケ買いでした。これがわたしの、今年の夏の課題図書。おやすみなさい。