almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Get Off My Cloud

  • そうか、「怒りで我を忘れる」ってこういうことなのか!と驚いた出来事についてのメモ。
  • 働き始めて数十年、ありがたいことに周囲は概ね温厚かつ常識的なひとばかり。そうは言っても、ごく稀に、極端にアレな人とエンカウントしてしまうことがあります。これはもう避けようのない自然災害、あるいは交通事故のようなものと捉えて諦めるより他にないのだけれど、今日の敵はなかなか強烈でした。平常業務にねちねちと難癖をつけたあげく今すぐ「説明に来い」と仰る。え?今、何と?
  • 百歩譲って、これが「怒鳴り込んできた」ならまだ分かる。けど、何ら問題なく既に作業を終えている事業に横槍入れて屁理屈並べて「(気に入らないから)説明に来い」とは。ほえー。びっくり。すごくびっくり。相手がまだ20代半ばと知って更にびっくり。こういうとき、自分だったら、まずはこっちから出向くけどなあ。相手に非がない場合はもちろん、あるのかどうか分からなくてもとりあえず出向くけどなあ間違いなく。何故ってそりゃもう、アドバンテージを取るために。
  • 今回の場合、もしも相手が「(事業名)に不明な点があるので教えていただけませんか?差し支えなければそちらに伺いますので」などと先手を打ってきたなら快く応じたと思うんです。その上で協力を求められれば二つ返事で対応したはず。しかし、最初からあの調子では「なんだコイツ?」としか思わないし「てめえの頼みなんざ絶対聞いてやらねえからな!」となるのも当然です。実際、こっちに得がないどころか業績にさえかすりもしない話だったしな。あー、やだやだ。いつもこんな仕事してんのかなあ、あのひと。やめてほしいなー。よそ様からあんなのと同類だと思われたら悲しいなあ。
  • ここからが本題。この一件の直後、「日常的に使用している簡単な暗証番号をど忘れする」というアクシデントが起こったんですね。数字4つでロック解除、というこの上なくシンプルな文字列を、一時的にとは言え完全に忘れ去ってしまった。脳より指が覚えているはずの情報が出てこない。まるっきり思い出せない。それはちょっとした脅威でした。
  • その場ではすぐ「あれ、おかしいな」と思い「ちょっと時間を空ければ思い出せるだろう」と考え、幸いにも実際そのとおりになった*1のですが。思い出せずにいる間はいろんな思いがぐるぐる頭を駆けめぐりました。
  • 「えええ?何これ?なんで?なんで?」と驚きうろたえ、「そういや昨日あんまり寝てないよな」「いや待て、これも低気圧の仕業か」と思い当たるふしを探し、最終的には「もしかして;若年性アルツハイマー…?」とまで思い詰めました。怖かった。自分は幼少時からどうでもいいようなことばかりやたら細かく覚えている性質で、それが現在の業務に多少なりとも役立っていることもあり「数少ないささやかな取り柄を失うのではないか」という強い不安をおぼえたのです。足下の地面がぐらつくみたいな心許なさ。
  • 翻って、冒頭の一文。これってやっぱり、強い怒りを感じるという刺激によって瞬間的に脳の回路が焼き切れた、みたいなことじゃね?という気がしてなりません。「頭に血が上る」という言い回しってこういうときに使うのかな、とか。よくできてるなあ。
  • Apple Payのお世話になることは、少なくとも向こう1年なさそうな気配です。何でもかんでもiPhoneに突っ込んじゃうの、逆に言え怖い気がする。むしろリスク分散のためSuicaSuicaで別に持ち歩きたいけどなあ。どうなんだろ。
  • そして仙台、ここ一時間で大変な状況に。ちょっとの雨ですぐ冠水するパルコ裏のみならず、駅前通りや地下道までもが水浸しのようです。朝までには収まるといいな。おやすみなさい。

*1:一旦別の作業をした後、30分後に再チャレンジしたらあっさり思い出した