almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ボヤージュ・オブ・タイム

  • 日も暮れるかという頃になって「さて、明日にでも見に行こうかね」と上映時刻を調べてみたら今日が最終上映日。というわけで、あわててチケット確保してチネへと急ぎました。ふいー、セーフ。ぎりセーフ。
  • 美しい映像が脈絡なく切り替わってくコラージュ感は年末に見た「聖杯たちの騎士」とおんなじ。宇宙やマグマや深海の息をのむ映像が7〜8秒おきにどんどん切り替わっていくので少なくとも眠たくはない、というか片時も目が離せませんでした。
  • ただ、その切り替わる瞬間が常に唐突で「この映像、このままもうちょっと見ていたいのに!」という寸止めもしくはおあずけを延々くらい続けたせいか、次第に製作陣の悦に入ったドヤ顔がスクリーンの向こうにうっすら透けて見えてきてしまいました。あのさ、あんたら勝手に気持ちよくなってない?こっちは置いてきぼりですけど?っていう。
  • それからもひとつ、恐竜のCG。あれはいただけなかった。造形が精密かつ動きが滑らかであればあるほどにじみ出るピクサー感、またの名を不気味の谷。あのシーン以降、どんな生物が映し出されても「これはほんもの?にせもの?」というジャッジを無意識のうちに下してしまい内容に集中できなくなってしまったのが残念でした。くらげとくじらとリアルスイミーが美しかったです。人類の進化パートにおけるカメラワークは流石の一言でした。絶妙。見えそうで見えない。
  • 話は遡って朝のこと。野球観戦からの祝勝会のち寝落ち、しかし目覚めがこの上なく清々しかったのは昨夜しこたま酔っぱらいつつしじみ汁こさえて摂取したおかげでしょうか。うとうとまどろみ二度寝もキメて香川照之@Eテレなんかも見ちゃったりして贅沢な朝のひとときを過ごし、11時きっかりに友人懇意のお店でランチを。

  • 美味しいカレーに完璧な半熟たまご、そして深い味わいのお茶。はー、さいこう…!おもては快晴、まさに風薫る5月といったさわやかさです。どこまでも歩いて行けそうな陽気、空も緑もうつくしい。

  • 午後は仙台文学館イラストレーター 安西水丸展を見に。本業のイラストのみならず装丁、文筆、ポスター、パッケージデザイン等多岐にわたる展示、たいへん見ごたえがありました。幾度となく読み返した村上朝日堂シリーズや江國香織「神様のボート」の原画が見られてすごく嬉しかった…。ココ・ファームや〆張鶴のラベルデザインを手がけてらしたのは、いかにも酒好きらしくて素敵だなあと思いました。和田誠さんとの二人展はいずれまた書籍でじっくり堪能したいです。
  • 先発は釜田。もうね、完敗。菊池雄星に完敗。150キロ台連発で5者連続三振ってそんなん打ち崩せるわけがありません。無理やり良かったところを挙げるとすれば、茂木&中継ぎ陣が休養できた・銀次のタイムリーで何とか完封は免れた・戸村が好調を維持してるっぽい、といったところでしょうか。
  • それにしてもまあ、3番4番の打てなさ具合がいよいよ深刻ですよね。4番DHが4三振って、いくらなんでもそれはあんまり。一球速報みてのけぞりましたもの、今日の打席見事にぜんぶ空振り三振なんですもの。見逃しじゃないだけまだマシなのか、いやもうそういうレベルの話じゃないよなこれ。明日のスタメンが大変気になるところであります。おやすみなさい。