almost everyday.

its a matter of taste, yeah

余白の愛 / 小川洋子

この夏は小川さんの本を片端から読んでおります。中でもこの長編は読み応えがあって、読後感がしっとりしててちょうどいい感じにかなしくてエロティックでよかったです。12章めの冒頭なんて、まんまセックスについての描写だと思いましたもの。だけど今なお「薬指の標本」を越える作品は見つからず。最初の衝撃が大きすぎた、ってことなんでしょうか。