almost everyday.

its a matter of taste, yeah

豊かな時間

朝8時すぎ、相方は仕事へ出かけていきました。わたしは午後までお留守番です。11時頃、転送を頼んでおいた実家からの荷物が届いたので中身を確認。セイノ家では毎年正月に自宅で餅をつくのですが、どうやら家族全員が餅の呪縛からうまく逃れられないようで、大抵は成人の日あたりに餅つき機を再度ひっぱり出すはめになります。どれだけ餅が好きなんですか、あなたたち。まあわたしも食べるけどさ、そりゃ。だからって2人あてに4キロ分は多いと思うけどな!今後しばらくの間、朝食は餅のループになりそうな予感がひしひしと。ママン、これはわたしへの試練なのですか?それとも単にいやがらせ?冷凍庫にも入りきらないぜ。どうしよう。

餅の他にはこれもやはり自宅で精米したひとめぼれ(←米の銘柄です)、ほうれん草2束、ひらたけ2パック、ブロッコリ1株、隣んちのイトコの嫁の厄払い用食器洗剤が入ってました。わたしの育った辺りでは厄払いと称してご近所に洗剤を配る(=厄を洗い流してもらう)習わしがあるのですが、他の土地はどうなんでしょうね。もっとも、洗剤が主流になったのはここ15年くらいの話で、それより昔は紙ふうせんや凧をもらう(=子供に厄を飛ばしてもらう)ことが多かった記憶がありますが。関係ないけど、そういえばうちの姉も義兄も今年が本厄だった。どうりであんなに大変なことが次々と・・・。奴らはできるだけ早急にお祓いをしてもらうべきだと思います。はやく洗剤送ってきなさい。

相方より「これから帰りますメール」が届いたのは14時半頃だったのだけど、通勤経路付近でどんと祭りなるものが催されていたらしく大渋滞のため帰宅は結局15時すぎ。そのあと紫山のキャスロンへ出かけ、本日最初のまともな食事をとりました。ベーコンとレタスのぺペロンチーノ、野菜たっぷりのひき肉カレー+フォカッチャ、自家製ジンジャーエール、バニラビーンズ入りのフレッシュミルクセーキ、ミルショートケーキ、どれも美味。ゆっくり食べたのでとてもお腹がいっぱいになりました。時間を気にせず、居心地のいい場所でおいしいものを食べるというのはとても豊かな行為だと思います。春になったらテラスでごはん食べようね、と約束して紫山を後に。いいお店です。だいすき。

帰り道、灯油を買うついでに近所のホームセンターをぶらぶらしてきました。うちの相方は物欲というものがほとんどなく、なおかつ物を大事に使う性質であるため、首まわりがべろんと伸びたTシャツや端が破れたタオル等をなかなか捨てられません。それゆえ、他者の目による定期的なジャッジが行われないと暮らし向きが異様にすさんできます。「あれはそろそろ買い直したほうがいいと思う」「あれはもう捨てたってバチあたらないよ」と耳打ちしながら買い物カゴに入れたのは、トイレ用の詰め替え洗剤とお風呂用のボディタオル。それと、仙台のおうちで使うフライパンを買ってもらいました。今までずっと片手鍋ふたつでメインおかずとサブものと汁ものを作っていたので、これからだいぶ楽になりそうです。うれしい。

ヒガシのドラマ、「わあしょうもない」「わあマンガっぽい」と思いながらもつい最後まで見てしまいました。何だかんだ言って、土曜のあの枠のアイドルちっくなドラマはわりと好きです。個人的には「リモート」以来のヒットかもしれません。一話完結のドラマが好き。勝気で高飛車な京野ことみが素敵。森田剛はあの路線でがんばればいつか名バイプレイヤーと呼ばれるようになるかもしれないなあと思いました。市川実日子の日常生活を逸脱していないうつくしさは、テレビ越しに見ることで逆のファンタジー(=ぱっと見ふつうっぽいけど間近で見たらめちゃくちゃ綺麗なんだろうな、と想像させるオーラのようなもの)をつくりだしているんじゃなかろうかという気がします。おやすみなさい。