almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ゆるい女はたまらない

11時前にメインステージへ、福島の友人の演奏を聴きに。行きしなにぱらついていた小雨は開始直前に上がり、友人は長いソロを堂々ときもちよさそうに吹いていました。すごくすごくかっこよかった。それを聴いていたら、半年前のいろんなことが次々に思い出されて息がつまって苦しくなって、どうにかそれをすぐ身体から引き離したい衝動にかられました。それはぴったり140文字におさまりました。かたちにするのに半年かかった。半年も?半年しか?それはまだわかりません。
13時、別の友人と合流し、何はともあれまず乾杯。豚串、オムそば、海鮮広島焼き。どれもおいしい。14時10分、モアリズム。今年もやっぱり最高でした。背中で弾ききるウッドベース、かっこいいのにおもしろいなんて素敵じゃないか。ゆるい女はたまらない。たまらないんですかね?実際のところ。あの日からちょうど半年、その瞬間は彼らの演奏中に迎えました。いろんなことに祈りと感謝を。
15時20分、花京院スクエアでブライトキッズOB。5弦ベースのあの女の子はもう、既にいぶし銀の域に達しつつあるなあ。その後はおいしい日本茶でひと休み、さらに歩いて今度はビール。なに頼んでもおいしいお店を、わずか1日でふたつも知ってしまいました。何を話しても伝わるしあわせ。楽しかったです。また今度。
19時20分、勾当台公園。ジンジャー。その後、メインステージでフィナーレ。たまたま隣に立ってた見知らぬおじさまとハイタッチしてスモークオンザウォーターを歌うっつうか叫び、熊谷さんのタップダンスを口半開きのまま凝視し、大トリのビッグバンドが奏でるAの音でこの週末三度めの黙祷を捧げ、最後の最後はとびきり陽気なスキヤキで大団円。終わりの瞬間まで見届けたジャズフェスは今年が初めてでした。楽しかったです。また来年。おやすみなさい。