almost everyday.

its a matter of taste, yeah

これが現実だ

  • 7時半起床、きのう届いた餅を焼いて供するなど。こうして夫はひとまず無事に秋田へと旅立ちました。行ってらっしゃい、雪すくないといいね。
  • わたしはその後ぽつぽつと掃除洗濯など。トイレを念入りに磨き、夫のラン用ジャージを洗い、冷蔵庫の掃除を兼ねて味ごはんを炊き、…なんてことをしてるうちに滅多なことではお目にかかれない掃除の神が降臨したらしく、何かに取り憑かれたかのごとくあちこちわしわし洗いまくりました。
  • で、その戦果はと言うと。網戸2枚を洗いガラス8枚を磨き上げ、家じゅうの床を水拭きして水まわりを洗浄+塩素消毒し、ベランダと排水溝の汚れを洗い流す…というものでした。やるときはやる性質なのよね、めったにその気にならないだけで。ええと、何だかごめんなさい。
  • 作業中の労働歌は主ににSTANでした。kygの歌詞、好きです。チャラい言葉も真摯な言葉もそのまま届くところが、とても。
  • そういえば、こないだiTunesをアップデートしてからというものLast.fmがうんともすんとも言わなくなりました。特に困りはしないんだけど、何なんだろうねこれ。
  • 夕方、小雨の降る街へ。年内最終営業日の喫茶ホルンで食事をとった後、フォーラムへ「サンタクロースをつかまえて」を見に行きました。映画を見るのは実に半年ぶり。しばらく来ないでいるうちに、入場方法が整理番号順から座席指定制へと変わっていました。これは嬉しいです。すごく嬉しい。
  • ついさっき接客してくださった澁谷さんが、ついさっき見てきたばかりのページェントが、目の前のスクリーンに映し出されている。これは生まれて初めてのことで、映画と現実との境目が溶けてなくなる瞬間というものは本当に存在するのだ、今ここにあるのだ。というようなことを強烈に、にもかかわらずどこかふわふわしたまま実感させられる80分間でした。
  • 震災直後のコンビニに、内側から新聞紙で目張りが施された状態。閑散としたアーケード。ダイエーの長蛇の列。まるであの日に巻き戻されたような気がして、苦しくて苦しくて仕方ありませんでした。どこにも怪我はしていない。家族も友人も死んでない。失ったものもない。この視点は自分自身のものなんじゃないか、と本気で疑ってしまいそうだった。
  • 震災関連のドキュメンタリーと言えば、沿岸部もしくは原発周辺のものが大多数を占めています。被害の規模を考えればまずそちらへ目が行くのは当然のことですが、こうした目立たない部分が記録として残されるのはとても貴重なことなのだろうと思いました。大事なことを忘れないために、だけではなく、時には辛い記憶から目をそらしてもいいように。それらをあれこれ飲み込んだ上にふつうの毎日がある、ということを思い出すために。
  • 終演後に買ったパンフレットをぱらぱらめくってみたら、近年稀に見る情報量の多さに頭がくらくらしました。yumbo澁谷さんのインタビューにcero高城さんの寄稿、これはなかなか読み応えがありそうです。後でゆっくり読むことにしましょう。
  • 映画館を出ると、雨脚はいっそう強くなっていました。買い物を帰宅する途中、終バスを逃したという通りすがりの女の子に泣きつかれるなど。そうか休日ダイヤなのね。
  • 帰宅後はゆっくりお風呂に浸かり、足裏の皮がべろんと剥けるジェルを塗布すること2時間あまり。これ、年に一度のお楽しみなのです。ふふふ。おやすみなさい。