almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Catch The Sun

  • 市長選、11時現在の投票率は5%。毎度のことながらのんびりしてると言うよりは単に出足がすこぶる鈍くて、どんより暗澹とした気持ちになります。政治に興味がない、どうでもいい、って迷いなく言い切れるのはある意味平和の象徴なので幸せっちゃ幸せなんだと思うんですよ。でもね、それはある時期を境に「これがふつう」から「恥ずべきこと」へと変わりますからね。そのタイミングは年齢やなんかでみな一律にいっせーのせで訪れる類のものではないけれど、だからと言って死ぬまで目を逸らしていられる問題でもありません。具体的には、自分よりずっと若い世代に守りたいひとができた時点で無関心ではいられなくなるよなあって。個人の見解です。

  • きのうの朝はサッポロ一番味噌豆乳feat.にらときゃべつ、きょうは山形そばにサバ缶納豆刻みおくら。麺が美味しい季節です。たんまり食べて朝昼一食、ていうのがちょうどいい。
  • 昼すぎ、福島へ移動。福島県立美術館の企画展を見に行きました。
  • 「フランスの裕福な家庭に生まれたジャック=アンリ・ラルティーグ(1894-1986)が、父親からカメラを与えられたのは8歳の時でした。」という説明の冒頭から住む世界の隔たりをまざまざと感じていたたまれない気持ちになったことは否定できませんが、それを差し引いても圧倒的に真っ当な観察者としての目線にまずは驚かされます。「いま目の前で起こっていること」を「そっくりそのまま」「永遠に」「切り取って残しておける」という事実のひとつひとつをまっすぐに受けとめて、その喜びに満たされているような写真の数々。日々の驚きと喜びと幸せと好奇心を少しずつ積み上げていく営みこそが美しい、と思いました。
  • ここでふと思い出したのは伊藤若冲の生い立ちと作風で、時代は違えど彼もまた裕福な家庭に生まれ育ったおかげで当時最高品質の絵具を惜しみなく使うことができたんですよね。だからこそ、数百年経った今でも作品の保存状態が良いんですよね。ラルティーグも裕福で、だからこそ、幼くしてバシバシ写真を撮りまくったり当時開発されたばかりのカラー写真まで手がけてたりそれが今日に至るまできっちり保管されてたりするんですよね。当時の世相を映し出す社交場やスポーツの貴重な記録としても機能してるんですよね。はー、素晴らしいわ…。いいもの見ました。図録も買ったし、これから何度でも喜びに浸りたいです。
  • 夕方、同僚のライブ。レーベンブロイをラッパ飲みしつつ耳を傾けるクーラ・シェイカー、たまらん良さでありました。その後もミューズやらサブライムやらなんかもう気持ちいいやつばっかり。ふいー。満足。
  • 先発は釜田。相手は西。終盤まで2点ビハインドと重苦しい試合展開でしたが、8回に島内のツーランで追いつくと9回は今日もまたアマダーの一発。勝ちパを温存したまま延長にもつれ込むこともなく、久々に菅原が登板できて、さらには久保に勝ちがつくなんてもう最高としか言いようがありません。おまけに今日はロッテが勝ってくれたものですから、ゲーム差1.5で週明けの首位攻防戦を迎えられるのです。素晴らしい…!ありがとうロッテ。おやすみなさい。