almost everyday.

its a matter of taste, yeah

洪水警報?

7時をすこし回ったところだったかしら、けっこう派手な揺れに驚き思わずがばっと起きあがりました。おまけに外はすさまじい勢いの雨音。なんだなんだこれは。テレビをつけるとまた震度5です。いやだなー、ほんとに。ぼんやりしたままテレビをつけると、またも宮城が大変なことになってました。大丈夫なのか仙台?と思ってたところへ、相方よりメール。とりあえず何の被害もない、という連絡にほっとしたところで今度は実家より電話。福島の方もだいぶ揺れたみたいです。あっさり言葉をかわしてすぐに受話器を置いてしまったのだけど、その後はほとんど回線がパンクしていた模様。IP電話が災害につよい、というのは本当なんでしょうか。現時点でどれほど普及してるのか、よくわかりませんが。こんなときに心細い思いをしなくてすむのならばそれもありか、と考えてしまうくらいの迷子になったこども気分でうだうだ眠気にまみれてました。ヤフーBBの皆様、売り込むならば今が狙い目ではないかと。
そんな雨の中、午後から友人2名がうちへ来てひたすらまったり。本日は家飲み→お泊まりコースなのです。ほんとにゆるゆる。こんなにもだらけていいのか?っつうくらい延々とへらへら笑って食べて飲んでました。ひとりが眠れば残りふたりはテレビを眺めてぽつぽつ話し、そいつが起きればまた誰か寝る、というメビウスの輪状態。その間テレビはずーっとつけっぱなしでした。小林聡美さんのドラマ、ちょっとおもしろいです。市川実日子嬢(あ、十六茶コンビだ)のオーバーオールがまるで大阪くいだおれ人形みたいなのに笑いました。「・・・これでいつか室井滋が友情出演してくれたら、言うことないなぁ」とひとりごちたら、隣でひとりが「やっぱ、そう思ってた?」さいこう。実現、しないかなぁ。どきどき。

それともひとつ、チャンネルあちこち動かしてたらばめずらしく教育テレビに目がとまりました。おお、「Go city, Go city, city!」のひとが出てる。ちょっと前に買った4コマ短歌の文庫本、その著者の方が。そうか、こういう顔の、こういう体つきの、こういう目をしたひとがあの言葉を生み出してたのか。と思うと、なんだかやたらに納得してしまいました。醒めて渇いて居心地のわるそうな、不器用そうな、それでもメガネの奥の目は静かに、しかし確実にギラギラしているはずの、ガリガリ男子。「自分自身」というものを冷静に客観的に、そのままの大きさで表現しようとしてるんだろうな、というのがよくわかりました。他のも読んでみようっと。

テレビはやはりつけっぱなしのまま、ふとんを並べて灯りを消してくすくす笑い合いながら就寝。たぶん、2時くらい。