almost everyday.

its a matter of taste, yeah

雨と風と水蒸気   

過ぎてしまえば今回の台風、朝起きたときがいちばん激しかったように思います。部屋の鍵をしめて車に乗り込むまでの十数秒、それに車を降りて職場の玄関へたどり着くまでの1分弱。ただそれだけで、頭からふくらはぎまでほぼずぶ濡れになりました。もちろん傘なんて一切役に立ちません。お昼すぎにはほどよく晴れて、そこから一気に不快指数が増した(雨という雨がすべて水蒸気になり代わったかのような勢いで)のがまた腹立たしいです。それよりさらにむかむかしたのが朝の渋滞。わたしの通勤路は小中学校の間を縫うようなコースをとっているため、送り迎えの車がそこらじゅうでハザード出してごしゃごしゃ固まってるのです。いつからそんなに過保護になったのですか?いまどきの親御さんは。小学生ならカッパ着て来い。中学生ならジャージで走れ。わたしはそう言われ続け、実際にそうやって通学してました。雪の日に無理やり自転車で登校して、シャーベット状の路面に頭からダイブしたこともあります(※反射材付きヘルメットに守られ奇跡的に無傷)。なんか納得いかない。わたしも送ってもらいたかったよ。

仕事をする上で重要なのは「恩は売れるうちに売れるだけ売っておく」ということだと思います、個人的に。自分がもしも働いていてわからないことがあってそれを誰かに尋ねたとして、そういうときに冷たくされたらきっと見捨てられたような気持ちになると思うからです。そしたらきっと、悲しいのと罪悪感とで仕事が手につかなくなって、いろんなことが何から何まで好ましくない方向へ向かうことになるでしょう。そんな目に遭うのはいやなので、せめて自分に余裕があるときは出来る限りのことをしようと思うわけです。恐縮する人には「それじゃ今度、わたしが困ったときに助けてね」とも言います。仕事の場に限らず、何から何までしてもらえるのを待ってる人とはあんまりうまがあわないのかもしれないな、なんてことを思いました。ほどよく能動的なひとが好きです。おやすみなさい。