almost everyday.

its a matter of taste, yeah

大人の社会見学

先週とは別の業務で船に揺られ、管内施設をぐるりと回り、いろんな方にご挨拶する。という、本来ならば1か月前に済ませておくべき研修のようなものを全てまとめて消化する実にハードな1日でした。静かに凪いで見えた海も防波堤の外に出た途端荒々しくうねり、船、揺れまくり。それに小一時間ほどずっと外で説明を聞いていたため身体が冷えてどうしようもなく、船を下りる頃にはわたくし完璧に血の気が引いて真っ青になっておりました。酔っているという自覚はなかったのですが、同行した複数の先輩に「大丈夫?」と眉根を寄せた表情で顔をのぞき込まれた辺りから鑑みるに、きっと相当ひどい顔をしていたのだろうなという気がします。ごめんなさいごめんなさい、決して具合が悪いわけじゃないんだ。ただただ寒いだけなんだ。わたしの身体はどうしてこんなに血の巡りがわるいのでしょう。鼻のあたまが冷えすぎて、そこだけぽろりともげてしまうんじゃなかろうか?という気がしてくるほどの冷えっぷりでした。熊なら冬眠寸前かも。寝たら死ぬぞ、ひょっとしたら。

そんなこんなで、日中働けなかったぶんのしわ寄せは午後5時以降に来るのでした。本日は特に、職場のサイト運営という新しい仕事に手をつけるべく慣れないソフトと複雑怪奇なソースをかわりばんこに眺めてはうんうん唸ってばかりいたので、時間の過ぎるのがおそろしく速く感じられてしかたありません。七転八倒という言葉が決して大げさではないほどに元々たりない脳みそをフル回転させて作業にあたった結果「直にタグ弄ったほうが早いわこれ」という本末転倒な結論にたどり着き、どうにか更新部分のみをアップロードしてふと我に返ったら、同室の先輩も隣室の同僚も全員きれいにいなくなっておりました。夜になるときまってみゃあみゃあ鳴き出す3匹の野良猫とたわむれ、たまたま鞄に入っていたカロリーメイトを分け与えたら喜んで先を争うように平らげるのを見て、ちょっとだけ満足して帰宅。明日は早く帰って、できれば8時間くらい眠りたいな。おやすみなさい。