almost everyday.

its a matter of taste, yeah

2009年第15回・さいきん買ったCD

39.A Brief History of Love / The Big Pink
Brief History of Love
すごいです。何がすごいって、初めて聴いた感じがしない。ヴァーヴだったりケミカルだったりプライマルだったりする音の断片が、パクリとかオマージュとかいう悪意のもとにではなく、だただた至極きもちよいゼロ年代最後の音として響いてくるんです。何て言ったらいいんでしょう、とにかく愛を感じるというか、その偉大な足跡へ膝を折る姿が見えてくるというか。にもかかわらず新しい、っていったいどういうことなんでしょうか。09年のしめくくりにとんでもない当たりを引き当ててしまった感あり。こないだの週末からこっち、ひたすらヘビロしてます。ああもう大好き。おっきな部屋で爆音でかけて踊りたい。
40.Running with the Wasters / The Takeover UK
Running With the Wasters
こないだ出張で都内へ出かけたときにタワーで大プッシュされてて聴いて、いいなと思いつつ買わずにいた盤。あらためて聴いてみたらやっぱりよかったので買いました。1曲めのずったん・ずったんいうリズムがやたら耳に残ってたんですが、それより何より3曲め〜4曲めの大合唱ぶりがたまらないです。おーら・らー・らら・ららーらーにちゅ・ちゅるる・ちゅるる・ちゅるるる。しかし、このバンド名でアメリカ出身とは思わなんだ。
41.KAGERO / KAGERO
カゲロウ
もしもミッシェルのパート編成がサックス・ピアノ・ベース・ドラムだったら。それはきっとこんな音になるんじゃないか、という気がします。とんでもない熱量、かと思えば時折ひどくクールに響いたりもするミラクルなサックスのとりこです。もう一度ライブ見たいなあ。何年か前のジャズフェスで聴いた生るっぱ、すばらしかったです。