almost everyday.

its a matter of taste, yeah

僕ら やり直せるだろう?


人に会う約束があったため、めずらしくスーツで出勤。したらば、ひとつ下のフロアで見知らぬおじさま(たぶん部外者)に「なんだお前、ネクタイどうした?」と絡まれるなど。「クールビズもう終わったべ?だらしない」とまで言われましたよ居丈高に。しょんぼり。節電といえば聞こえはいいが実際は単に電気代をけちってるだけのわが職場、施設全体が古いせいで窓から遠く離れた廊下なんかは常時真っ暗なんですよね、外がどれだけ晴れてても。そんなところに短髪メガネでガタイがよくておまけにスーツなんか着てる輩が紛れ込んだら、どう考えても周囲と同化しないほうがおかしいって話なのでしょうきっと。そう考えると何だか申し訳ないことをしたような気もしてきます。「いや、あの、わたし女なもんで」って返したときのおじさまの、あのばつの悪そうな顔が忘れられません。夢に見そうだ。
まだ水曜、なのに尋常ではない疲労感。終業後にふらり立ち寄った小籠包のお店がなかなかのヒットでした。焼き小籠包に羽根つき餃子、小鉢三種とグラスビール(一番搾り!)で千円足らず。素晴らしいです。このひとたちも国に帰ったら肩身の狭い思いをしたりするのかな、などと考えながら口に含んだ餃子は熱々のパリパリのじゅわじゅわで大変美味しゅうございました。国じゃないよな。人だよな。うん。
そうそう。ここの店内でホンマでっかTVがつけっぱなしになってたのをぼんやり見てたんですが、栗原類フレッドペリーの新作シャツ(レディース)を着ていて、それが何だか妙な具合に印象に残りました。若いんだなあ、細いんだなあ。といった当たり前のことをかみしめるように何度も反芻してしまったよ。紺地にオレンジ(ピンク?)のドット、クレリックの白い襟。いいなあ。いいなあ。おやすみなさい。