almost everyday.

its a matter of taste, yeah

玉なら転がせ愛ならむき出せ つのだせやりだして

  • 「火花」を読了。楽しく読めたしぐっとくる部分もあった。よかったよかった。すごくよかった。冒頭は少しだけ文章が硬くて読み進めるのに時間がかかり、すきま時間にちょっとずつ何度も反復するようにして読んだのだけれど、いざ物語が動き出してからはページをめくる手が止まりませんでした。エモかった。
  • 題材が題材なだけに「芸人だから書けた」とか「芸人でないと書けない」みたいなフィルターがかかることは容易に想像できるわけで、でもそこに留まらないものが確かにあるよ、深いとこまで響いてきたよ、と実感できたのが何より嬉しいです。次はぜひ、本業とは違う題材の小説を。期待して待ってます。
  • それにしてもああ、こんないかにもすぎるタイミングで本作を読むことになろうとは。これまでの共著やエッセイはほぼ全部手元にあるのに、なんでまたよりによってこれだけ?とは自分でも思うんですよ。いっそ文庫化の頃、つまり世間の評価が落ち着いて価格も安くなる辺りまでは待つ構えでいたのに、それなのになぜ今なんだと。それもこれもすべてReader Store様が芥川賞フェアを催していて、あらかじめキープリストに入れておいた作品にも気前よくポイントバックをつけてくださって、かつ保有ポイントが数千円ぶん貯まっていたから、なのであります。そりゃあ買うよね、DLするよね、そしたら当然待つ理由なぞ吹っ飛んじゃうよね読んじゃうよね、というわけなのでした。うーん、えーとね、SONYさいこう!
  • 先発は美馬。初回、聖澤のスリーベースに相手の走塁妨害が重なりテイクワンベースで先制。これ、速報だけではよく分からなくてランニングホームランかと思ったんですが、後でハイライト見たら最後は歩いてホームインしてた。初回先頭打者の1球めがこれ。こんなことってあるんですね。その後は美馬が6失点、連勝4でストップ。おやすみなさい。