almost everyday.

its a matter of taste, yeah

「恋」にまつわるいくつかの

  • 顔見知り程度の名前も知らない相手と、たわいもない挨拶を交わすのが好きです。八百屋のおねえさんとか、酒屋のおじさんとか。最近だと職場近くのコンビニのおにいさんの距離のとり方が絶妙で、5秒で終わる話題をさらりと振ってくるのがささやかな楽しみになりつつあります。「その水筒いいですね」とか「今日は七分袖がちょうどいいですね」とか。こういうの、ダメな人はきっと心底ダメなんでしょうけど、このおにいさんの場合はどうもダメじゃなさそうな人を瞬間的に察知して声をかけてそうで、その押しつけ感のなさがとてもこころよいです。ああいう御仁こそ接客業にふさわしいのだろうな、きっと。持って生まれた反射神経と熟練の技との相乗効果を感じます。
  • ちなみに、そのおにいさんに褒められた水筒はこちら↓。茶葉とお湯orお水を入れて、好みの濃さになったところで抽出を止められるというすぐれものです。最近はもっぱら夜のうちに水出しのお茶を仕込んでおいて、職場に着いて汗ばんだところでごくごく飲み干してる。香り高い白桃烏龍茶の美味しい季節であります。ふふふ。

  • きのう届いたアナの新作「『恋』にまつわるいくつかの」が良いです。とても良い。大久保さんの歌メロが素晴らしいのは言わずもがな、ここ何年かは言葉の斬れ味が倍々ゲームで威力を増してて途方もなくて、ヘッドホンを耳に押し当てたまま感嘆のため息を漏らしてしまいました。歌詞としての強度と紙の上に並ぶ活字としての強度を兼ね備えてる、というのはものすごいことだと思うんです。
  • 本作は2曲入りディスク+ジン+ミニトートバッグという変則リリースかつライブ会場or通販のみというレア感溢れる展開ぐあいなのですが、ジンがこれまたぐっと来る仕上がりで。大内さんがあんなことを書いてくれちゃってるよ!ひゅー!読んでて胸がバクバクしました。最高です!おやすみなさい。