- 15時、長町にて「さよなら、僕のマンハッタン」。(500)日のサマー、近年ではギフテッドと印象に残る作品を世に送り出しているマーク・ウェブ監督最新作、長らく楽しみにしておりました。
- あちこちもろもろ親切というか、序盤から至るところにヒントが散りばめられてるおかげでオチというか作品のコアたる部分にはわりと早い段階で気づかされるのですが、そこを敢えて分からせた上で徐々にギアを上げていく展開がよかったです。いかにも凡庸で神経質そうに見える主人公をある意味突き放すような距離感で追うオープニングから、その人となりを描く過程で少しずつ寄り添うような親しみを感じさせる辺り、丁寧かつ巧みな演出だと思いました。
- 息子への愛情がプロ目線での評価と親バカの欲目だけではなく、冷静な第三者からのジャッジを交えて客観的に描かれるところもよかったです。おとぎ話のように何もかも上手くいくわけではなく、世間の荒波を匂わせるほんのりビターな後味が豊かな余韻を残してくれて味わい深い。こういうところ、本当に巧いなあと思います。マーク・ウェブ好き、すごく好き。今後もずっと追い続けたい監督のひとりです。
- それはそうと、主人公トーマスを演じたカラム・ターナーは眼鏡の有無で顔の印象がだいぶ変わりますね。親しい人の前で眼鏡を外して見せる笑顔が思いがけなく人懐っこくて、こりゃ父親の愛人もほだされるわ…と妙な具合に納得しました。口角を上げてニコッとするとほんの少しだけアンセル・エルゴートに似てるかも。上背もあるし、いつか二人で兄弟役とかいかがでしょう。観てみたいな。
- さてと、話は遡って午前中。カレンダー通り出勤する夫より先に家を出て、泉の運転免許センターへと向かいました。そうです、5年ぶりの免許更新です。
- ここに来るたび毎回思うことはただひとつ「今このフロアにいるひとほぼ全員、だいたいみんな春生まれなんだよな」です。星占いやなんかでざっくり分類できる全県民の約2割程度が今ここに集結しているのか…と思うと何だかぞくぞくしてしまう。だからどうしたという話ですが。
- 30分間の講習を経てサクッと新しい免許を受け取り即帰宅、今回は何だかやけに元気よさげな写真うつりに仕上がっていて思わず笑いがこみ上げました。下手すりゃ5年前の写真より若く見える、かもしれない。何故かっつうと当時の自分、ソリの合わない上司に何かと酷い目に遭わされて日々死んだ魚の眼で働いてたんですよね。いろんな意味で元気になったぞ。やったね!
- 映画の後はIKEAで買い出し。3年ほど使い込んだゴム製のスパチュラがとうとう折れて使い物にならなくなったので、また同じものが欲しくなったんですね。価格は税抜99円、あれほど毎日使い込んで3年間保つなら十分有益な買い物と言えるでしょう。柔らかさとかしなり具合とか、もろもろ使い勝手がいいのですよこれ。というわけで、前回と全く同じものを2本購入。今後もずっと息の長い定番商品として扱われますように。
- 束の間の休憩は、レストランスペースで芋をつまみつつカールスバーグ。これ、前から一度やってみたかったんです。うふふ。生ビールが専用グラスにサーブされて1杯200円とかこれ、最高すぎやしませんか…?かるく1杯のつもりが思わずおかわりしちゃいましたよね。ちなみにポテトは190円、つまりぜんぶ合わせても590円。ひゅー!夏にまたやりたいな、サーモンでもつまみながら。楽しいです。
- 先発は岸。初先発出場初打席の清宮にいきなりプロ初ヒットを献上する等ヒヤヒヤしながら見守っておりますが、さてどうなることやら。勝ってほしい。そろそろ切実に勝ってほしいです。ほんとお願い。
- (追記)やっとやっとやっと勝ったよおおおおおおおおおお!イエー!これでようやく心穏やかに眠れそうです。おやすみなさい。