almost everyday.

its a matter of taste, yeah

沈没日記2021ふたたび・8日目

  • ほぼ一睡もできないまま午前3時。ええい、眠れないなら起きてりゃいいのだ。そう見切りをつけふとんから出てとりあえず白湯をゆっくりマグカップ一杯。口の中から喉の奥、お腹が少しずつ温まったら少しずつ焦りのような気持ちが薄れてきたように思います。
  • この時点で午前4時、かつての平日と同じようにBSでMUST BE UKTVを眺めてぼんやりするなど。トイドールズのオルガが脱いで肩車されてジングルベルを弾く84年のライブ映像、ホリデーシーズンのウキウキ感もあいまって、何回観てもたいへん良いものです。
  • 夫は有休消化のため在宅。特にすることもなく遅めの朝食を摂った後、ふと思い立って粗大ごみを自己搬入してみようという話が持ち上がりました。新調に伴い役目を終えた家具、故障した家電など「そのうち捨てよう」と空き部屋に放置したあれこれが処分できぬままじわじわ山を成しつつあったのですよね…。
  • この辺りで粗大ごみを捨てるには(1)役所に電話orネットで申込(2)いつどこに捨てるかの折り返しを待つ(3)コンビニ等で規定料金分の手数料納付券(シール)を購入(4)指定日にごみを出しシールを貼付…というプロセスを踏まねばならず、平日フルタイム勤務の身にはあまりにもハードルが高いというより「め、面倒くせえ…こんなのいちいちやってられっか」としか思えず「いよいよどうにもならなくなったら業者に頼むべ」と見て見ぬふりを決め込んでいたのでした。
  • それが何でまた自己搬入?とお思いでしょうが、これまで全く気づいてなかったんですねこの制度に。平日9:00〜16:15、予約不要、処分費用は100kgまで一律1,500円、現地で現金払い。これだ。この気楽さとサクッと感を求めていたのだ我々は…!と言うわけで、不用品を急いでまとめて11時には家を出ました。こたつ購入に伴い不要となった大型テーブル、引越しとともに役目を終えたメタルラックのパーツひと山、電熱線が壊れたトースター×2、サーモスタットが壊れた布団乾燥機、四半世紀前のインクジェットプリンタ、アイロン、ドライヤー、その他細々したあれこれを車に積めるだけ積んでいざ処分場へ。
  • 平日とあって大きな混雑はなく、待機車両が数台連なっている程度。入場とともに車両ごと重量を計測し、名前と住所と廃棄品目を指定の書式にざっくり記入し、指示に沿って不用品を分別しつつ指定の場所に投げ入れて、最後にふたたび車両ごと重量を継続して料金を支払って退場。所要時間は20分程度、実にあっさり事が進んで拍子抜けしました。やるべき事をサクッと終えられる爽快感、とても良い。
  • ちなみにこの日の廃棄物総重量は50kg。上記のとおり、100kgまで一律料金なら少なすぎてちょっと悔しい気がしないでもないけれど、体積としては車にぎゅうぎゅうあれもこれもと詰め込んだ結果なのでやれることはやった感があります。それに、家具も家電もその他のごみも事前の分別一切なしで全部まとめていっしょくたに処分できたという意味ではむしろめちゃくちゃお得なのでは…?という気がして来ました。
  • なお、デメリットを挙げるとすれば(1)平日日中のみの対応(2)車で搬入できる人向け(3)自力搬入のため2人以上で臨むのがベター、といった辺りでしょうか。このへんクリアできる方なら、わざわざ申し込んだりシール買ったり貼ったりするより遥かに楽だと思います。年末の大掃除&年度末の引っ越しシーズンの参考になればぜひ。
  • 午後、かかりつけ医の紹介で心療内科を受診。結論から言うと、1か月の加療および通院を要するとの診断がなされました。いつもの先生がとても丁寧な紹介状を書いてくださったようで*1、質問のひとつひとつに時間をかけてきちんと話を聞いていただけたことにまずはほっとしました。緊張して話が全くまとまらず、額も首筋も胸も背中も滴るほどに汗をかきました。怖かった、けれども話すべきことはひととおり説明できたと思う。よかった。
  • 帰宅後、診断書のデータを職場へメール。電話はしません。職場のことを思い出そうと試みるだけで胃液がずずっと上がってくるのを感じます。おやすみなさい。

*1:感染防止対策のためか、診察用デスクと患者用椅子が2mほども離して配置されていたのだけど、そこから遠目にも分かるくらい紹介状がみっしり何行にもわたって書きつけられていました