almost everyday.

its a matter of taste, yeah

沈没日記2022(通算109日目)

  • 一昨日の予選があまりにもハイレベルだったのでめちゃくちゃ楽しみにしていた男子ハーフパイプ決勝、1本目からゴリゴリに攻めてくる選手ばかりで見応えたっぶり。BURTONやYONEXの板が目立つ中、ひときわ異彩を放っていたのかスイスのパトリック・バーグナー。手描き風のギターが描いてあってめちゃくちゃ可愛い、何なら本人自ら演奏するし音源もリリースしてるらしい。マジで?

  • ってことで早速ぐぐってみたところ、大会直前の1/28にシングルリリースしたばっかだし、曲に合わせて流れるサムネが冬季オリンピアンらしからぬ常夏の海のバカンス感満載だったもんで思わず笑ってしまいました。すかさずフォロー、曲も声も音も気持ち良くてすてき。スノボ種目の皆さんってどちらかと言えばストリート感あふれるヒップホップを好むもんだとばかり思ってたので(大いなる偏見)、これは嬉しい誤算であります。旧譜もいっぱい出してるっぽいのでこれからちょっとずつ聴いてみよっと。
  • それはそれとして、競技終了後の各国選手取材タイムに場内で流れてた曲がオウルシティーだったりはたまたダフトパンクだったりするの、場内をアゲるための最大公約数としては大正解なんだろうけどいくら何でも選曲が古すぎやしないか、とやきもきさせられた次第であります。つい先日の全日本卓球男子シングルス決勝後にも似たようなことを思ったのだけど、何とかならんもんかな実際。
  • と、ここまで競技そのものについて全く触れておりませんが、平野歩夢の2本目の得点にアメリカの実況がめっちゃキレてた→のち熱狂ってのはものすごくいい話だな…と思いました。競技者同士が国境を超えて讃えあうだけじゃなく、関係者にまでこうした姿勢が根付いている。文化と呼んでもいいかもしれない、ものすごくフラットで、そういうことがものすごく当たり前になされている、ということが何より格好いいです。そのしがらみのなさがうらやましい。

  • paioniaは迂闊に手を出したら怪我をするというか「あらゆる感情を持っていかれる」という点において凄まじい力がある、つまりは最高なので今のところまだ新譜をあまり聴き込めていないのですが、直近だともうインタビューからして特濃でした。もろもろ落ち着いたら腰を据えて聴きたい、どっぷり浸かりたい。残念ながら、今はまだその力がありません。待ってて。おやすみなさい。