almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ロックン・ロール・サーカス/ チャーリー・イズ・マイ・ダーリン

  • というわけで、2本続けて観てまいりました。チネ/フォーラム共通の無料鑑賞券、大半は福島の姉や甥姪に回しちゃう*1のだけど、ちょうど2枚だけ残ってるしこの機に使うぜ〜と朝いちで乗り込みましたよね。やっぱり2作続けて観てる勢が多そう。
  • いずれも過去の作品のレストア版ということでとっくに評価は固まってると思いますので雑感を。ロックン・ロール・サーカス、冒頭のジェスロ・タルからいきなり目がガンギマリでのけぞりました。フーはカメラがどこを向いててもキースにしか目が行かないってか、とにかくなんかもう凄かったです。わたし、仮にもしあと30年早く生まれてたら完全にキース・ムーンに骨抜きにされてたと思う。ジョンとミックの小芝居はむずがゆいほど愛らしかったし、バキバキに踊りたおしてるPAが映り込んでて最高だったし、マリアンヌ・フェイスフルのピエロを意識してるっぽい長い長い睫毛の美しさったらなかったし、ヨーコは正直何やってんのかよくわかんなかったです。クライマックスの悪魔を憐れむ歌がこれまで観たどのパフォーマンスより艶めかしくてエッッッロくて、それに何より格好よかった。いいもの観たな…。
  • チャーリー・イズ・マイ・ダーリンは更に時を遡って全編モノクロ、ブレイク直後のアイルランドツアーを追うドキュメンタリー。行く先々でキャーキャー言われまくってる様はまさしくストーンズ版アハードデイズナイト…!ライブはどれも出音より歓声の方がデカくね?っていきおいで、当時の熱狂がよく伝わってきました。それにつけても若かりし日のチャーリー、ごっつハンサム。アダム・ドライバーをもっと甘くしたような王子様然とした顔立ちで柔和な笑みを絶やさないとか、そらもう死ぬほどモテますやろな〜〜〜って感じです。ごく稀に覗かせる、舌を出して悪態ついてるみたいな表情とのギャップも善きかな…。キースがピアノを弾いて軽いセッションみたいに歌い出すところ、束の間のリラックス感がめちゃ良かったです。
  • 先発は岸。金曜日の呪い、未だ解けず。おやすみなさい。

*1:オンライン予約にすっかり慣れきってしまい、事前に劇場へ赴くのが億劫なので滅多に使わなくなりました。貴重なミニシアターには可能な限り金を落としたいし