almost everyday.

its a matter of taste, yeah

人にはそれぞれ事情がある

とりあえず、今年最初の地獄というか修羅場はいちおう無事(でもないけど)くぐりぬけることができたようです。

今回の場合それは「大切だと思っていたひとに嘘をつかれる」という、最もわかりやすくかつ最もヘヴィなものでした(ある意味、これは誰かに死なれることよりずっとつらいのです。わたしにとって)。少し前の自分だったら、それが発覚した時点で怒って嘆いて言いたいことだけさっさと言って、それっきりそいつとはもうおしまい。という全くこらえ性のない結末を迎えていたような気がします。

今回は、違いました。「自分」と「相手」の立場をそっくり入れ替えて、「もしもあたしがあのひとだったら」ということを、それこそ延々あらゆる場面を想定しまくって考えたのです。それをそのまま相手に伝えて、どうにか分かってもらうことができました(たぶん)。君にとっては些細なことでも、わたしとしては腕を一本切られるくらいの苦しみを伴うことだってあるのだと。そしてもちろん、逆の事だっていくらでもありうるのだと。ああ、あたしはこのまま人でなしになってしまうのかと思ったよ。ありがとう、助けてくれて。

それとは別にふたつだけ、お願いごとをしたのです。「守れない約束はしないで」と「一度ついた嘘は何があっても貫き通して」って。わがままだ、とは自分でも思うのだけれど実際ほんとにそう思うんだから仕方ないや。ごめんな。

今回の事情を知る友人からの一言:

「なんか今週あんたんとこ、すっげカウンタ上がってんだけど。やっぱみんな、他人の不幸が好きなんだねぇ(にやり)」

・・・・・・・・・・・・そういうもんでしょう、やっぱり。ねえ?