almost everyday.

its a matter of taste, yeah

椅子はひとつしかないからね

めずらしいことに昨夜はまったく眠気が訪れず、25時すぎてもふとんの中でぱっちりと目を開いてました。「眠れないなら眠たくなるまで起きてるがよかろう」と開き直ってちいさい音でテレビをつけたら、トップランナー?の再放送で清志郎さんが歌っておられまして。「雨上がりの夜空に」から「トランジスタラジオ」への、たった2曲の間にすうっと意識をうしないました。あんなに気持ちよく入眠できることってめったにないな、と目覚めたあとでさえそう思った。まさに「いざなわれる」という感じだったなあ、って。
生命保険の勧誘があまりにしつこい(ノルマかなんかで連日やってくる)ので、正直そろそろ諦めてほしいなあと思い「いやもう実際、仮にいま自分が死んでも誰も困らないもんで」と軽い調子で言ってみたところ、予想に反して相手が眉を八の字にして唇ふるふるふるわせながら「そんな…」と絶句してしまいどうしようもない罪悪感にかられるの巻。ごめん。ごめん。本当にごめん。そんなつもりじゃなかったんです申し訳ない。そうは言ってもやはり保険には入らないよ。重ね重ね申し訳ない。
半月ぶりに訪れた最寄りのガソリンスタンドが、閉店どころか跡形もなく取り壊されてました。びっくりしたのと「これからどうしよう?」ていう動揺とが相まってへんなスイッチが入ったらしく、車の中でおんおん大泣き。泣いたら泣いたですっきりしたけどその後は完璧な無風状態というか何というべきか、すこんと胸に穴が風穴があいたみたいな心もとなさを持て余しつつ放心。そこらへんの原因はもうわかってるんだ、疲れてるんだただ単に。ひとに何かを頼むとか指導するとかあるいはいっそ叱るとか、そういうことが軒並み苦手なのに重なるときは重なるんだなあこれが。わたしなんかにこのひとを正面きって否定する権限があるの?ほんとうに?といった迷いがほんの一瞬あたまの隅をかすめただけで、いてもたってもいられないほど居心地がわるくなるんです。つらい。つらい。ほんとうにつらい。こんなんだったらわたし一生下っ端がいいよ。…だなんてことを言ってちゃいけない歳なんだよなあ、気付いてみれば自分もとっくに。とにかく、なんとか、やれるとこからやってみます。おやすみなさい。