almost everyday.

its a matter of taste, yeah

まっすぐ帰れない人

例年3月あたまには仕上げておかねばならない業務がひとつ、いまだに完遂できません。
その業務とは。直接業務に当たるAが実績を集計→管理業務に当たるBが内容を審査→集約業務に当たるCがそれを年報として確定…というフローで処理されており、わたしはここで言うBの業務を担当しているのですが。どういうわけか、待てど暮らせどAの実績が上がってきません。とは言え自分もただ手をこまねいていたわけではなく、折に触れ進捗状況の確認を続けてきました。Aはことし異動してきたばかりだし、慣れればきっと上手く回してくれるはず。と信じてきたけど、やはりどうも何かがおかしい。様子見というか催促というか、督促というよりもはや取り立てに近い確認電話およびメールを再三にわたり入れ続ける。というのは、される側もしんどいだろうがする側のダメージもなかなかのものです。さらに自分はCからの取り立ても同時に受けているわけで、さながら中間管理職のごとき板挟み状態。ああ胃が痛い。そして鼻血が止まらない。
そうこうするうち、遂にCからの最後通牒が。「26日いっぱいは待つ。それがリミット。後はもう知らん、尻ぬぐいはAでもBでもいいからそっちで何とかして、もう俺の手には負えない」と告げられたのが23日朝。それを光の速さで申し送った後、念には念を入れて「Aさん、26日ですよ。お願いしますよ」「わかりました、何とかします」というやりとりを交わしたのが同日の夜。頼むよAさん。お願いしますよ。
そして迎えた本日26日。出勤後すぐ、祈るような気持ちでメールチェックをするも、新着分にAさんの名はなし。ここまではまあ、想定内と言えば想定内。しかし、このあとあのような展開が待ち構えてようとは思いませんでした。
始業時刻ぴったりにAさんへ電話、そこで告げられた非情な事実。それは「Aは本日出張で、夕方まで戻りませんけども…」というものでした。わたくし絶句。に、逃げられた…!「もしかして何かお急ぎでしたか?」と電話の向こうで訝るAの同僚さん(以下AAさんと表記)。こ、この人話せる人っぽい!ダメもとかつ蜘蛛の糸にすがりつくいきおいでこれまでの経緯と現況をざっくり説明、するとAAさん「状況は把握しました。すぐに折り返しますので」ときっぱり言い切り、それから5分とたたないうちに本当に折り返しの電話を入れてくれました。そして実に1か月以上も待ち続けた数字を読み上げた後、申し訳なさそうにこう付け加えたのは「この数字、実はまだ未決なんです。でも大丈夫。間違いありません。私の他にもう一名でダブルチェックしてあります」という事実。ありがたすぎて涙が滲みました。電話の向こうのAAさんに両手を合わせて拝みたくなった、というか実際拝んでた。この先もしもAAさんが車に轢かれそうになったりしたらわたし、身を挺してでも助けるよ!AAさん、本当にありがとうございました。救世主っているんだなあ。感涙。
そして今日は送別会その一。注いで注がれてテンション上がった見知らぬ上司(※エリアが広範囲に渡るため、年間通して顔を見たことがない人もザラにいるという環境)に「アンタはいいねえ、いつも元気で!」とばしばし肩を叩かれるなど。話は分かるのだけど、僕はあなたを知らないのです。本当、誰とかんちがいされてるんだろうね?えへへ。まあいいや。明日も早いし、帰ったらすぐさま寝ます。いま白石蔵王に着くところですよ。おやすみなさい。