almost everyday.

its a matter of taste, yeah

It’s a breath you took too late

  • 8時すぎに起床、窓の外からは聞き慣れない「しゅぽぽぽぽー」という音が。これ何だろね?と夫と訝っていたのですが、どうやら期間限定SLの発する音だったらしくて。なるほど、それで昨日から一眼レフを首から下げた老若男女が駅周辺に大挙してらしたのかー。おつかれさまです。シャッターチャンスを決して逃さぬあの情熱、すごいです。ちょっとだけかっこいい、かもしれない。

  • ひとしきり洗濯やら掃除やら済ませてごはん、お腹が空いたので焼きそば3玉をふたりで。この場合、ソースは2袋で薄味に仕上げるのがちょうどいいなと思います。というか、麺類の味付けって基本濃いめに設定されてませんかね。そんなことない?
  • 夫は11時にKスタへ。「年間シートオーナーズミーティング」とやらに当選したのだそうです。楽天球団の社長を年間シートオーナー50人で囲むという趣旨、何それ楽しそう。
  • …とは言えわたしはお留守番なので、その間ひたすらお風呂掃除とアイロンがけとに邁進しておりました。わが家の家事の分担割合、それは「売れる恩は売れるときに売れるだけ売る」です。特典は特にありませんが、売った側は売られた側に感謝の念を要求することができます。反強制的に。抗うことは許されません。うちはこれでそこそこ上手く行ってる、ような気がする。

  • それからもひとつ、アボカドごはんを炊きました。きのう朝市でカゴ盛り250円だったのを目ざとく見つけてついつい自宅に連れ帰ってしまったのですが、二人暮らしに完熟アボカド5個はやっぱりトゥーマッチよねという話。アボカドごはんはこれまで毎回角切りベーコンと一緒に炊いてたんですが、今日はたまたま冷凍庫で眠ってたハーブウインナを使ってみました。うん、いい匂い。
  • 午後、散歩がてら駅前へ。STARBEMSのアルバムを試聴してあらためて実感したのは「やっぱりな、このひととあの4人とは水と油だったんだな」ってことでした。どっちが水でどっちが油か、と言うと意見が割れそうな気もしますが。
  • というか、あのひとたちを単純な二元論で解析するのは難しいよな。とも思うんです。だとすれば、仮に「熱」と「湿度」の二つに分ければ少しは分かりやすくなるでしょうか。
  • 思うに。あの4人の根っこの部分は「熱くもなければ冷めてもいない、けれどもずいぶん湿ってる」気がするんです。ライブに出れば盛り上がる、それは間違いない。けれども、その熱は、野郎どもを熱く滾らせモッシュに誘う類のものとは本質的に異なっています。かと言って冷めてスカしてるのとも違う、人肌のままじんわりねっとり発酵してるかのような、極めて湿り気の高い、言い換えるなら「女々しい」としても差し支えなさそうな、ある種の情けなさを伴うものです。陰か陽かと問われれば間違いなく前者だと思う。
  • それに引き換え、ヒダカ氏はというと。「めちゃくちゃ熱いがカラカラに乾いてる」と言っていいのではないでしょうか。サラリーマン生活から「英語で歌うため」の留学を経てのバンド人生、酸いも甘いも噛み分けた達観ぶり。なんて言うかこう、いろんなことに夢見たりしてない感じ。ふわふわしてない、地に足着けてるあの感じ。湿り気ゼロ。にもかかわらず、ああまでモッシュまみれの音を出せちゃう体力というか軸足の強さというか熱さというか。
  • どっちがいいとか悪いとかじゃない。今となってはただただ「違う世界の違う生き物が出会ってしまった」というような気がしています。そういう違った生き物どうしが織りなす科学変化を楽しむ向きもあるのでしょうが、わたしは遂に最後までその変化を受け入れることができませんでした。ただただ、年の功と顔の広さに圧倒されただけ。テンポが無駄に速くなっただけ。最後の最後に「これでようやく対等になれる?」とほんの少しだけ思えたところで脱退発表されちゃったもんなー。ううむ。

  • その後はビルケンを買いに。夏の外歩き用に、定番のRIOを選びました。足幅の広いわたしにもぴったりのサイズが見つかったのでとても嬉しい。今夏はこれであちこちもりもり歩き回ろうと思います。おやすみなさい。