almost everyday.

its a matter of taste, yeah

うまく言えないけど しあわせだ!

  • 朝早くに出かける夫と一緒に起きてコーヒー淹れて送り出して、チャンピオンズリーグの決勝を見届けてすぐに掃除と洗濯を済ませ、ストレッチしてスクワットしてボクらの時代をリアルタイムで見て、それでもまだまだ時間があるのでこの春に買ったタフディスクをまとめておきます。休日の朝が長いのは楽しいですね。今日みたいに天気が良ければなおのこと。

Crazy for You

Crazy for You

Fade Away

Fade Away

  • BEST COASTは出てきた当初あまりはまらず、同時期に同じサーフ系くくりでリリースされたWAVVESに夢中だったせいで余計に影が薄かったんです自分の中で。でも、ウィーザーの最新作でリヴァースとデュエットしてるのを聴いたら突然「あれ?ベサニーさん超かわいくね?」みたいなことになりました。そんな経緯から連休中、たまたま訪れた守備範囲外のお店で2枚まとめて見つけて即購入。マシュマロを口に含んでいるかのような甘ったるい舌足らずな歌いかた、かと思いきや極妻のごときキレの良さを見せつける瞬間もあったりして目が離せません。ウィーザー繋がりで言えば、レンタルズのヘイデン姉妹が在籍していたザット・ドッグの面影もあるかも。

LISTENING SUICIDAL

LISTENING SUICIDAL

  • これ、ずっと、ずっとずっと探してたやつ!見つけたときは手が震えました。ワーナー時代のBOaTは本当に入手困難で、たまにネットで見かけてもオークションで数万円とかザラなものですから、今世で現物を手にするのはきっと無理なのだろうと半ば諦めかけてました。タフディスク漁に出る際は原則250円棚周辺*1、希少盤でも定価未満を自分内ルールとしているのですが、まさかこれがその範囲に収まるだなんて奇跡としか言いようがありません。大喜びで何度も何度も狂ったように聴きまくってたら「住所不定無職、めっちゃ演奏上手くなってね?」と聞かれたのもまた感慨深いです。あのカバーにはお世話になりました、本当に。

WOMAN IS THE FUEHRER OF THE WORLD

WOMAN IS THE FUEHRER OF THE WORLD

  • ずっとずっと探してたやつ、その2。あれはいつだったか、Last.fmのラジオをノンストップで聴いてた時にすさまじく脱力しきっためちゃくちゃポップなガレージロックが流れてきたんですよね。「何これ最高じゃないか!」と調べてみたらエスカレーターのコンピに収録されてるドイツのバンドだそうで、そりゃもうさぞかしオシャレなんだろうとわくわくしながら単独作をぐぐってみたら↑のジャケットが出てきたんですよね。思わず二度見しましたよね。何かの間違いとしか思いませんよね。そんな強烈な思い出として心に残り続けていたバンド。やっぱり最高でした。たぶん思い出したように聴くと思います、何度も。

Let It Sway

Let It Sway

  • これは最近の大当たり。長ったらしいバンド名と迂闊に捨てたら祟られそうなジャケットが目を引いたので買ってみました。280円棚。身体にやさしい天然素材のお菓子みたいにすーっと入ってなじんでくる音。身体にやさしいものって往々にしてこう、味がぼんやりしてたりインパクトに欠けるところがあったりしがちですけども、これはただやさしいだけじゃなくざくざくとした歯ごたえのようなものも感じます。全粒粉のビスケットに口溶けのよいチョコレートがところどころ隠れてるような。好きです。過去の来日ツアーでは小さな会場も細かく回ってくれたそうなので、いつか仙台で見られるといいと思います。

STAN

STAN

  • STANのアルバム、これにて全作コンプリート。やったー!THE SONGは、もし十代にリアルタイムで聴いていたならうっかり人生変えられちゃったりしたかもよ…?という名曲であります。これとダルい男を続けて聴かせる二面性と照れ隠しぶりがたまらん。

BITE THE BULLET

BITE THE BULLET

トワ

トワ

Sunny Day Sunday

Sunny Day Sunday

  • 最後に100円棚を駆け足で。リトル・マジョレットは北欧エレクトロポップ。踊れる括り、なのかな?たぶん。椿屋四重奏はその後も地味に集め続けてます。センチメンタル・バスは野球好きとしてあらためてライブラリに加えておきたい夏の風物詩。ポカリスエットのCMは99年のこれ、そして続く00年の鈴木杏×ポルノグラフィティが二大名作と思ってます。このふたつの輝きを超えるものは未だにないなあと。

  • さてと、そろそろ、いい時間。出かけてきます。よい日曜を。

  • 9時20分、フォーラムにて「ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男」。全編に漲るファンクのリズムそのままに、おそろしくテンポが良い快作でした。幼少期、青年期、全盛期、低迷期そして晩年と時系列を鮮やかに飛び越えながら進む物語は笑顔と自信と生命力とフェロモンと栄光に満ちていて、だからこそ闇もまた暗く深く凡人にはきっと死んでもわからない苦悩があるのだろうと思わされました。それにしてもあのステージング、そしてダンスの再現度の凄まじさったら!
  • 本作では折に触れJBがスクリーン越しにこちらへ語りかけてくるんですが、その人懐こさと親しみやすさ、英雄としての気高さを丁寧に描く辺りに製作陣の畏敬の念を垣間見た気がしました。本作のプロデューサーはミック・ジャガーだそうで、序盤には若き日のストーンズも登場するのだけれども、彼らもまたこんなふうに話しかけてもらいたかったんでしょうか。それとも、現実にあった記憶を懐かしんでの演出なのかしら。いずれにしても楽しいです。すべての楽器をドラムと思え、すべての楽器でリズムを刻め!って何それ格好よすぎるし惚れるし濡れるし昇天するし、ボビー・バードは聖職者と見紛うほどの人格者だし。
  • 劇場フライヤー掲載のファミリーツリー*2はマイルスからガガ、さらには大瀧詠一から久保田利伸まであらゆるジャンルに枝葉が伸びていて圧巻だったので、とりあえず何かしら音楽が好きな人なら楽しめるんじゃないかと思いました。ドキュメンタリー以外の音楽映画がここまで魅力的に仕上がってるのは初めてかもしれないです、わたしの中では。
  • 午後はアーユルヴェーダ、夕方帰宅して最後の方だけ広島戦最終日を。先発は則本。勝てなかったな。残りはホーム、気合い入れていきましょう。ベガルタ鳥栖をら相手に5-0と大勝しててびっくりしました。おやすみなさい。

*1:昨年からは280円

*2:吉岡正晴さんが手がけたそうです